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TFCC損傷 ・手首の小指側の痛み・痛みによる握力低下

治りが悪いとされているTFCC損傷について、悩まれている方の理解が少しでも深くなり、改善する為の一歩に一役立てたらと思っています。

TFCC損傷の発生機序

TFCCは手関節捻挫の受傷機転と同じで、手を突いて転倒したり、手関節の過度の回内、回外(肘を固定してのバイバイの動作)で発症し「三角線維軟骨複合体」を損傷します。

ただの捻挫と考えて「ほっとけば治るやろう」と安易に考えている方も多いのですが、膝関節でいう「半月板損傷」のようなもので、病態としては非常に後遺症を残しやすい部位になります

側副靭帯の表層断裂のみでは遠位橈尺関節の不安定性は認められませんが、重症度では関節不安定性と、ピアノの鍵盤の様に骨が掌背側にペコペコ動くようになります。

三角線維軟骨複合体とは

月状骨、三角骨と尺骨末端の間の軟部組織は境界不明瞭で、解剖してもハッキリ分類することが難しい区画です。

区画内構成としては掌背側遠位橈尺靭帯、尺側側副靭帯(尺側手根伸筋腱腱滑走床)、メニスカス類似体、三角線維軟骨(関節円板)などが密集して収まっているために一括して三角線維軟骨複合体(TFCC)と総称しています。

この中でも、尺側側副靭帯・三角線維軟骨・メニスカス類似体が大切な関節支持機構と関節のクッションになっています。

[三角線維軟骨]

橈骨と尺骨茎状突起を繋いでいます。

[尺側側副靭帯]

有鈎骨、三角骨と尺骨茎状突起を繋いでいます。

前腕の回内外運動を行いながら尺骨を安定させ、その周囲の伸筋腱や伸筋支帯をも取り囲み全てを安定させています。

TFCC損傷時に感じる症状

  • 疼痛
  • 運動時痛
  • 圧痛
  • 腫脹
  • 可動域制限
  • 変形
  • クリック

[圧痛]

尺骨茎状突起(小指側の手首の付け根)周囲に痛みを感じます。

この周囲に圧痛を確認する疾患は他にもあることから、これだけで疾患を決めつけることは出来ません。

[運動時痛]

ズボンを履く、ドアノブを捻る、フライパンを煽るなど、 手関節を尺屈強制を加えた状態で、回内もしくは回外動作を行う事で疼痛が誘発されます。

[腫脹]

TFCCにおいての腫脹は個人差が多く、痛みは強いものの腫れが少ない場合もあります。

腫れが少ないから大丈夫ではありませんので、注意してください。

[変形・クリック]

軽度損傷時には見られず、中等度・重症時にみられるようになります。

始めは痛みだけだったけど、ある日を境にポキポキやゴリゴリ骨や腱が動く様な違和感が出た場合、症状は進行しているので、早期に治療を受ける事をオススメします。

変形はTFCC以外にも確認される疾患がありますので、これだけで疾患を決めつけることは出来ませんが、軽症ではないのでしっかりした病態把握が必要です。

西洋医学的診断法

  • 徒手検査
  • レントゲン
  • 超音波画像診断
  • CY
  • MRI
  • 関節鏡検査

診断は徒手検査を行う場合が殆どですが、他の疾患と鑑別できないこともあり診断確定までには至りません。

MRI→関節造影→関節鏡検査の順に診断率が高くなります。

TFCCには関節鏡検査が非常に有用とのデータもある傍ら、関節鏡により疼痛の悪化を認めるデータもありますので行う場合はメリット・デメリットも説明をしっかり受ける事をオススメ致します。

西洋医学的対処法

。。

  • テーピングやスプリント装具による固定
  • 安静
  • 消炎鎮痛剤
  • 痛み止めの服用
  • 縫合手術
  • 再建術
  • 尺骨短縮術

どれも決定的な方法ではなく、術後の経過も千差万別です。

当院でのアプローチ

靭帯が損傷していても、関節の安定性が獲得で来るのであれば、殆どの場合が手術の必要がないものです。

TFCCは膝の半月板と同じで関節の安定性とクッション性を併せ持っています。

そこに急激な外力が入り、靭帯の損傷を起こすのですが、重要なのは関節円板のポジショニングです。

TFCCか改善しにくい理由は、関節円板とメニスカス類似体にあると考えております。

関節の安定性を手技により高め、多様な動きが出来るようになる事はクッション性の向上にもつながります。

その為にも手根骨と橈尺関節の現状をエコーで確認し、余分なストレスを手技で改善していきます。

固定に頼って生活している方や、痛みによる握力の低下、痛みの増大に不安を感じている方は改善する希望を持ちましょう!

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