コラム

ストレッチで症状は改善するのか

患者さんの口コミや体験談200枚以上の中からテーマを絞って解説しています。

今回の体験談はコチラ

友人の紹介で来院しましたが、友人共々良くなって喜んでいます。

教えていただいた腰痛改善のストレッチをこれから頑張ります。

体験談の記載ありがとうございました。

今回は「ストレッチで症状は改善するのか」についてです。

症状が発症した時の原因を「体の硬さ」や「動きの小ささ」などと考えてストレッチをする人

常に体のことを考えて日々ストレッチをする人

運動の前後にストレッチする人

ストレッチには種類とやり方が多様にあり、「この症状にはこのストレッチ」の様な見出しの動画や本がありますが、全てがセオリー通り症状が改善したり、体が柔らかくなったりしません。

自分の体の現状把握が出来ていない状態での強いストレッチはオススメしません。

ストレッチを行う理由を明確化する

腰痛に効くストレッチ、五十肩に効くストレッチ、寝違いに効くストレッチ等ありますが、ストレッチを行う前に何故その症状が出たのかを知る必要があります。

体は十人十色なので、発症要因が分かった状態でストレッチをすれば効果は出ます。

普段ストレッチを行っていない人が、ある程度ストレッチをすると、ある程度症状は改善します。

しかし症状が改善しない人、症状が悪化する人がいるのも事実です。

これは症状の強弱ではなくそのストレッチが根本的に合ってないために起こっているので、ストレッチそのものを見返す必要があるので、即刻中止すべきです。

筋肉が硬い事は悪い事なのか

他の体験談コラムにも書きましたが、体のねじれを食い止めるために筋肉が硬くなっている事が往々にあります。

そんな状況で痛みがある部分が硬くなっているからとストレッチすると、防御反応を益々高める結果につながるので痛みが強くなったり、最悪動けなくなります。

ここで考えないとダメなことは「筋肉が硬い=症状の原因では無い」ことです。

それを踏まえてストレッチをする場合、必ずやることはストレッチ後の経過を観察です。

症状が軽減するのであれば継続的にやっていくのは有りです。

ストレッチをコントロールする

ストレッチに対する注意点があります。

1日目症状が軽減したからと、2日目も同じように行って良くなるかは別の話です。

ストレッチは原因がある程度分かり、過剰にしなければ1日目は効果が出やすい傾向にあります。

結果を参考に行っていく中で症状を早期に解消したい想いが強くなり、ストレッチの強度や頻度を自己流に変更する人がたくさんいます。

その結果、3・4日目に症状がリバウンドした話を耳がちぎれるぐらい聞いたことがあります。

効果の出たストレッチは同じ刺激で行い、効果が出ないストレッチは中止する。

すべてがストレッチで解消する訳では無いので、依存しないようにコントロールすることが重要です。

筋肉の気持ち

筋肉は縮む力があっても、伸びる力はありません。

筋肉は伸びるではなく、元の長さに戻るが正解です。

この元の長さに戻る作用が重要で、過緊張している筋肉は元の長さに戻っていない筋肉を指します。

元の長さに戻らない筋肉は運動神経の信号により収縮しています。

本来は弛緩した方がいいにも関わらず、収縮しているのはストレスを受けているからです。

そのストレスはその筋肉が出している事は少なく、体全体のバランスからくるものです。

音が鳴るような肉離れの場合、殆ど脚に起こりますが発症プロセスが予測できます。

筋肉の硬さや張りは自覚症状があります。

その症状を解消する為に、ストレッチをして筋肉を緩めて練習をしようと考える方が多くいます。

筋肉の緊張は全身のバランスからくることが殆どなので、貼っている部分をストレッチしても解消しません。

逆に緩められると余計にバランスが狂うので困るの筋肉はストレッチ前より緊張します。

その状態で運動し、出力を上げると硬くなっている筋肉に拮抗する筋肉の収縮に対し弛緩する対応が出来ず筋肉に伸張力が入り切れます。

伸ばした分だけ筋肉は伸びると誤った認識の為に、症状を悪化させるストレッチ。

筋肉の気持ちを考える事が大切です。

筋肉の気持ちが分からないのであれば、専門家に託すべきです。

ストレッチを勧めた理由

今回、患者さんに腰痛改善ストレッチを施術後に教えた理由は、仕事の姿勢による再発リスクを無くすためです。

この患者さんは仕事が座りっぱなしです。

どの仕事でも考える必要があることですが、仕事の姿勢によって緊張する部分と緊張しない部分がある事、その人の姿勢のバランスが存在し、必ず体は歪むのでその歪みが睡眠や日常生活動作によってリカバリーできるかどうか。

そのリカバリーが難しいと判断したためにお願いしました。

しかし、「しっかり伸ばしてください」とは言ってません。

若干伸びてる態度でお願いました。

それと、必ず深呼吸をしながら行う事をお願いしました。

大切なのストレッチをすることで緊張が抜けていくことが分かるかどうかです。

分かると体の声や筋肉の声が聞き取れるようになります。

目的はそこにあります。

自己コントロールできる状態か、施術が必要なのかを自分自身で判断する事です。

ストレッチの効果を最大限発揮する

ストレッチは普段の生活での緊張のバロメーターとして使う事をオススメしています。

運動でも、日常生活だけでもストレッチは伸ばす為ではなく、元の状態を確認する行為だと意識して頂けたらと思います。

刺激量は少し伸びてる程度、深呼吸をする、少し伸びてる筋肉の伸びてる感覚が無くなるか確認する。

1分して伸びてる感覚が無くならないのであれば、他の部位をストレッチする。

間違っても凝っている所、張っている所から始めない。

一番気になる所は後回し。

体の緊張は体の歪みからきているので、全身のバランスを感じる事が重要です。

柔軟性が上がる事と怪我をしにくい事は別です。

自分の身体を理解し、動かすことが怪我や凝りのリスクを減らします。

焦らずゆっくり試してください。