頚椎捻挫は損傷部分の特定ができれば、安静や固定することなく解消していきます。
「動かすと痛いかもしれない」と思う気持ちが無くなれば緊張も落ち着き後遺症も少なくなります。
捻挫はアライメント異常
頚椎捻挫はコンタクトスポーツに圧倒的に多くみられる疾患です。
頚椎の直線化や後弯形成(いわゆるストレートネック)などの頚椎アライメント異常が唯一の所見です。
損傷部分は椎間関節部だけでなく、椎間板・支持靭帯・筋肉も考えられます。
この考えは足首捻挫とも精通しており、捻挫=靭帯の思い込みを無くす一歩になっています。
病態は頚椎部への軸圧・屈曲外傷が多いとされていますが昨今では側屈・回旋などの影響も受けると考えています。
交通事故によるむち打ち損傷は、屈曲以外に伸展外傷も含みます。
外傷は頚椎だけではない
コンタクトスポーツや転倒による頚椎捻挫の衝撃は脊柱全体に衝撃波として伝わっています。
ストレートネックなどアライメント異常の有無だけでなく、腰椎前弯減少による影響で頚椎捻挫も起こります。
疼痛部位だけでない複合的な見立てを行うことで後遺症の心配のない安定した身体に戻ることができます。
当院のアプローチ
頚椎捻挫は、安易な固定や安静の前にどの部分のその組織に損傷があるのかを見極める必要があります。
頚椎捻挫は早期に疼痛改善されますが損傷が修復するには時間がかかります。
疼痛解消後の急激な負荷による再発な寝違いへの移行なども考えられるので、経過観察が必要な疾患です。
頚椎捻挫でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
ちはや鍼灸接骨院のご案内
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