足の甲の痛み・捻挫・疲労骨折

- 歩くたびに痛みがあり、通勤が大変
- 靴が触れるだけでも痛みがあり、困っている
- 外反母趾や扁平骨をが原因なんだろうけど何をしていいのか分からない
- ストレッチやテーピングを行ったが、軽減するものの痛みが残る
- 病院受診したが、湿布や薬では改善していない
目次
足の甲の痛みとは
足の甲にはたくさんの骨があり、関節を形成しています。
その為、多様な動きを行うための靭帯や筋肉・腱が存在し、歩行状況や日常生活動作により発症することが多い部位です。
足の甲の痛みはそれらの部位の歪みや炎症、骨折や断裂により発症します。
関節説明
足の甲には前足部・中足部・後足部を分かれており、足の甲の痛みは、前足部・中足部に発症する痛みです。
骨は前足部に19個、中足部に5個あり、すべてが関節結合しています。
特に中足部は土踏まずの形成に非常に関与しています。
偏平足は中足部のみの問題ではありませんが、偏平足が原因で足の甲に痛みがある方などは骨盤から足先までの施術が必要です。
足の甲に出る疾患
足の甲には様々な疾患があります。
代表的な疾患を下記に記載しておりますが、該当しないから改善方法がない訳ではありません。
施術方法はどの疾患も同じような方法で行います。
あまり病名ばかり追いかけると肝心の痛みの改善につながらない場合がありますので、落ち着いて状態を確認してください。
第一ケーラー病

4歳から8歳の男の子に好発する足の舟状骨骨核の一過性無腐性骨壊死です。
舟状骨部に運動痛と圧痛が出現し、軽度の腫脹やときに跛行も見られます。
2年程度で改善すると言われています。
第二ケーラー病(フライバーグ病)

10歳から17歳までの女性に多い中足骨骨頭の無腐性骨壊死です。
第二中足骨に多く、次いで第三・第四中足骨にも発症します。
中足骨頭部の疼痛・圧痛に始まり、進行すると変形した骨頭を触ることが出来るケースもあります。
再発を繰り返すことの多い疾患とされています。
行軍骨折
発育期のスポーツ選手に多い、中足骨の疲労骨折です。
第二・第三中足骨骨幹に起こりやすく、疼痛と圧痛を感じ、腫脹も認めます。
モートン病
中年以降の女性に多く、第三・四中足骨骨頭間で趾神経が圧迫牽引されて起こる絞扼性神経障害です。
詳しくはこちら
化膿性関節炎
血行性、周辺の化膿巣からの伝播、外傷での直接感染などにより発症します。
疼痛、発赤、腫脹が著しいです。
※化膿性関節炎の場合は抗生物質の投与が必要になります。その場合は施術と内科の併用をオススメしています。
変形性関節炎
足首捻挫による不安定感や骨折や脱臼により発症します。
歩行開始時や長距離歩行時の疼痛や腫脹、可動域制限が出現します。
意外に深い足の甲の痛み
足を踏まれない限り、足の甲に痛みを感じたことがないとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、実は足の甲の痛みに悩まされて来院される方は非常に多くいます。
腰痛や寝違えの様に解決策が無数にある部位とは違い、足の甲は非常にマイナーですが、その分、悩みが非常に深いです。
インソールやテーピングでの処方に限界を感じている方の来院が多い当院では、発症のメカニズムを詳しくお伝えするようにしています。
それは何故か?
実は足の痛みは、膝の痛み・股関節の痛み・腰痛とも密接な関係を持っています。
足の指や甲の歪みを見過ごすことで改善しない下半身の疾患もあるということです。
将来的な健康のためにも、足の甲以外にも目を向けて施術する事が大切です。
今どうすべきなのか

このホームページに行き着いたという事は現在足の甲の痛みで悩んでいると思います。
まずは痛みを取る事、それに尽きますが、上記したように、他の部位との関連性をみて健康状態の回復を行うことも大切になります。
特に足の甲は発症から2週間以上経過しているにも関わらず、症状の改善が見られない場合は歩行動作の変更や関節の硬化などもある証拠なので施術を行うべきです。
インソールやサポーターでの固定は一生し続けることは改善した内に入りません。
根本的改善が必要だとお考えの方は施術を行うことを考えて頂ければと思います。
当院でのアプローチ

まずはエコー(超音波画像診断装置)による痛みの出ている部位の状態把握を行います。
レントゲンには映らない腱や靭帯の状態、関節の可動範囲を確認し、損傷の有無を確認します。※疲労骨折もしっかり映りますし、施術も行っております。
施術に関しては手技施術をメインに行い、関節の歪みや可動範囲の改善を行います。
最近は本として出版されるまでになってきましたが、関節の歪みを取るには優しい力の方が改善します。
痛い施術や、強い施術が苦手な方には恐怖心なく整体院に来院して頂けます。
その他には筋肉の癒着や、脚の全体的な歪みや骨盤・脊柱との連動制を改善させます。
ここまで出来れば痛いと感じることは無くなります。
インソールやテーピングは当院では使用しません。