初めて来院される方へ

当院が考える身体の歪みについて

身体の歪みは骨盤だけではなく、関節がある場所すべてで起こります。

長々と記載していますが、一つでもあなたの気づきになればと思っています。

身体の歪みは何が原因

歪みの説明方法は鍼灸接骨院によってバラバラです。

身体が歪んでいるのは結果であり、歪みの経過や原因が必ずあります。

痛い所だけ施術して欲しいと考える人もいますが、患部にだけ起こる捻じれは非常に少なく、全身に捻じれの影響があり、患部以外の場所に原因があります。

歪みの原因は大きく分けると2つに分類され、「日常生活動作」と「過去の外傷」です。

この二つの問題に対し、自然治癒力の範疇を越えた時に歪みを伴った痛みが出現します。

日常生活から起こる歪み

歪みは悪い物だと認識している人もいるかもしれませんが、人間は歪みによって身体の剛性を強くしています。

脚を組んで椅子に座る行為はダメだと言われますが、すべてがダメな訳ではありません。

身体の安定性が低下している場合には、脚を組み身体の剛性を上げて安定性を引き上げます。

歪みの話になると「とにかくいい姿勢にしておく」と非常に抽象的な表現で姿勢を変化させます。

顔や性格が一人一人違うように「いい姿勢」の定義も一人ずつ違います。

健康の為と初めた事が、健康に結びつかず、損傷の原因になる事があります。

姿勢とは、姿(すがた)に勢(いきおい)と書きます。

あなたの周りの元気で健康な人は勢いのある雰囲気を出していませんか。

どんな姿勢でもあなたに合っていれば、それがいい姿勢です。

その認識が狂ったり、日々の生活で補正できない歪みが積もり積もると自然治癒力が低下し、違和感を感じだします。

姿勢には生まれてからの歴史が映し出されています。

ちょっとしたことも、当たり前だと思っていることも、身体にとって不自然であれば歪みは継続し、反応として出す違和感を感じ取れず、激痛になるまで気づかない人が近年多くなっています。

歪みが起こりやすいす姿勢

姿勢の中で特に意識するのが「座り方」です。

昭和に比べて、通信機器も発達し、座って仕事をすることが多くなりました。

人の基本姿勢は立位です。

立位時間が短くなり、座位時間が長くなっている令和では自分に合った座り方を知る事も健康の一つになります。

座位姿勢には「横座り」「脚を組んで座る」「腰・背中を丸めて座る」「脚を開いてお尻を落として座る」「あぐらをかく」などあり、椅子にも様々な形や様式があります。

どの姿勢がダメとかではなく、長時間同じ座姿勢を維持することが身体の負担になり、対応するために捻じれを起こすことを知っておく必要があります。

座位姿勢と共に、歩行姿勢を気にする人もいますが、動く事で身体の歪みは矯正されるので、歩行姿勢を見返す前に座姿勢や椅子の見直しを考えてみると良いと思います。

過去の外傷

「少し足を捻る」「交通事故を経験した」「肉離れをした」「ヘルニアの手術をした」など、人生で様々な外傷による痛みを経験してきたと思います。

程度(軽度~重症)や対処方法(日にち薬~手術)も人それぞれ、何を基準に解消したと感じたかが重要です。

殆どの人が痛みを基準に考えますが、身体には「自然治癒力」「防御反応」以外にも「耐性能力」があり、身体の変化を受け入れることが出来ます。

受け入れるには姿勢補正が必要になり歪みの要因になる事があります。

筋肉の肥大もこれに当てはまります。

痛みには必ず原因があり、原因が歪みなのであれば、歪みが起こった理由があります。

痛みの解消と身体が元の状態に戻る時間軸は違います。

痛みが解消したと考えるのは思考であり、元の状態に戻るのは意志です。

脳が元の状態に戻そうとする恒常性を邪魔しないこと。

その理由が分かれば対処は非常に簡単です。

関節のズレ

身体に歪みが起こると関節のズレも起こりやすくなります。

ズレは、1つの関節に1mmから2mmと言われています。

この関節のズレが1か所起こると、立て直す為に上下の関節もズレます。

身体の中にある関節の数は約265個と言われています。

背骨(脊柱)は、頚7個、胸12個、腰5個、仙骨(骨盤の一部5個の骨がくっついて現在1個)あわせて24個の骨が縦に並んで構成されています。

その間1つ1つに関節があり、もし同じ方向に1mmずつズレていくと23mmズレます。

こうなると完全に身体は歪みます。

だるま落としをイメージして下さい。

だるまの下にある積木たちにズレがあった場合、だるまを落とさない為に行う事は、積木を少しずつズラし、軸を作ってあげる事です。

自然治癒力があれば寝ている間にズレは解消されます。

歪みの生理的対処方法

関節のズレから全身の歪みになる事は少し理解頂けたかと思います。

では歪みを人はどのように対処しているか

方法は2つです。

「自然治癒力で歪みを補正する」か「歪みに身体のバランスを合わせていく」のどちらかです。

後者のような動作を代償動作と言います。

人間を含め動物は常に脳がある頭を水平に保とうとします。

その為に代償作用を積極的に使い、その結果身体は歪みます。

歪みを取る為に行っていることが、歪みを悪化させることになっています。

この状態になると、姿勢の指摘を受けたからと、意識的に姿勢を戻すだけでは駄目だという事が分かっていただけるかと思います。

内臓疾患や麻痺など根本的に機能低下が起こっているのであれば代償動作による身体のバランスの再構築は正解です。

機能低下が起こっていないにも関わず代償動作に頼りっぱなしにしておくと身体を元の状態に戻そうとしても元が分からず、症状が長期化します。

代償作用による弊害

代償作用を行う事で、歪みの無い身体の時とは全く違う動きが出現します。

それは固めると言う動作です。

身体の歪みの無い場合、動いている時はもちろん、座っている時でも若干身体は全身動いています。

しかし、歪みを持った身体は特に座っている時に固まる現象が起こり、姿勢を安定させようとします。

子供のころにしたことがある人が多いと思う傘立て。

※手掌に傘をたてて誰が一番最後までバランスをとれるか競い合う遊び

これを思い出して下さい。

バランスをとっている時、身体じっとしているでしょうか

バランスをとる為に微妙に揺れていませんか

曲がった傘の場合はどうでしょう

バランスをとるのがもっと難しくないですか

そうなると傘の先端を持った方が安定しますよね

この現象が固めるです。

固めるとは傘を握ってしまう行為になります。

バランスをとっている時は腕が疲れる事は少ないのですが、傘を握った瞬間から腕の疲れを感じだします。

固める事で人は行動を抑制される為、不必要なストレスを感じます。

人の身体に言い換えると、歪みが出た所を他の部位が固める事でバランスを取ろうとし、結果、固まり、痛みにつながります。

本当に治さないといけない所はどこでしょう。

傘なら曲がった傘、身体なら痛い部分ではなく歪んだ部分です。

症状が治らない。

良くなってもすぐに悪くなる。

このような場合、本当に解決する必要のある部分への施術が足りていません。

当院では本当に施術が必要な部分を見つけだし、最善最速最良の施術を提供するように心がけています。

ちはや鍼灸接骨院 髙橋裕介