運動疾患

肘関節離断性骨軟骨炎でお悩みの方へ

日本では肘関節に多く、欧米では膝関節に多い離断性骨軟骨炎

程度により対処方法は変化しますが、早期対策が必要な疾患です。

肘関節に与える影響

離断性骨軟骨炎は成長期の骨格形成が不十分な肘関節軟骨に対する圧迫力と剪断力が影響し、軟骨や軟骨下を損傷します。

重症では関節内骨折を起こし、骨片が遊離します。

野球肘の一つとして有名ですが、それ以外にも体操選手・陸上投擲選手・テニス選手・剣道選手にも起こります。

競技中・競技後の痛みと可動域制限が主徴で、腫脹や熱感もある場合が多くあります。

外傷的要因だけとは考えにくく、体質的要因も加味する必要があります。

離断性骨軟骨炎には1~5段階あり、関節遊離体の無い1・2段階は保存療法、関節遊離体の有る3~5段階は手術適応です。

成長と痛み

競技中や競技後に痛みを感じる事がありますが、成長時期は痛みを記録していく事も大切です。

成長時期で運動技術も日増しに向上する時期なので休まず、練習したい気持ちも分かります。

その為、痛みを知る必要があります。

どんな時に感じるのか。

どれぐらい持続するのか

毎日出現するか

安静時に感じていないか

朝には回復しているのか

これらは離断性骨軟骨炎だけではなく成長期には怪我での長期離脱を避けるためにも重要な指標になります。

当院が行うリカバリー対策

離断性骨軟骨炎は施術だけでなく動作の癖を見抜くことが重要です。

1・2段階の診断を受けた選手は、痛み解消とフォーム癖を新しい癖に変更してもらうために、なるべく野球を続けながら施術を行うようにしています。

野球をしながら痛みを確認し、怪我の功名を手に入れて頂きたいと思っています。

痛みがあるからこその功名、身体に合った投球動作を行えば痛みは無く、合わないと痛みが出て身体が是非を判断してくれます。

3~5段階の診断を受けた選手は手術が前提ですが、軽減させる事は可能です。

多いパターンは大会後のに手術を行うの為に3ヶ月程度は肘関節の炎症を軽減させ、手術の関節拘縮をサポートさせて頂き、フォームの癖を新しい癖に変更していきます。

重要なのは野球経験からくる投球動作ではなく、身体が求めている投球動作です。

東洋医学では症状や疾患名にとらわれることなく全身状態を確認し、身体の中に隠れている使い方による患部の影響を紐解きます。

どんどん紐解いていくと「身体の歪み」「関節の圧縮率」「癒着」「皮膚の緊張」「内臓反射」「日常生活動作の偏り」などになります。

東洋医学のメリットは全身状態を把握している為、再発が非常に少ない事です。

離断性骨軟骨炎のストレスを感じ緊張している脳をリラックスできる環境にするとで、自然治癒力が正常化し日にち薬が適応されます。

少しでも動くようになると必要以上に気にしなくなり、日常生活動作がリハビリになります。

そんな状態を早期に作り、解消のサポートをします。

ちはや鍼灸接骨院 髙橋裕介