変形性関節症

へバーデン結節

年齢が上がるとともに発症しやすいと言われている、指先の関節に起こる変形と痛み。

なかなか解消せず、放っておくとどんどん変形が進み、細かい動きを行うことにストレスを感じるようになります。

そんな中でも一番有名なのがへバーデン結節。

様々な原因を言われることもありますが、解消する方法はあります。


ヘバーデン結節の今

西洋医学では、ヘバーデン結節は老化や変形が原因とされている為「一生付き合うもの」「進行しないようにする」考えが一般的です。

定義が老化なので前衛的な対処は行わず、「投薬」「固定」「安静」をオススメされると思います。

そういわれても、「お金を出す」「食事をする」など日常生活で自分以外の人に指を見せる機会が多々あります。

そのたび「曲がっている指を見られたくない」と考えている人も多いと思いますが、諦める必要ないと思います。

「指が曲がりだした」=「ヘバーデン結節」ではなく「ヘバーデン結節」=「老化」が全てではありません。


老化が起こす影響

老化とは人体に60兆個ある細胞内の水分減少の事をいいます。

「軟骨が薄くなっていく」「シワが出てくる」「身長が低くなる」これらは細胞の水分減少が大きな原因の1つで、施術により緩和する方法はありますが限界があります。

関節軟骨のすり減りを指摘され、使いすぎだと言われる事もあるかもしれませんが、痛みや変形が無い指でも軟骨は薄くなっています。

薄くなる事自体は対策できれば問題ありません。


結節の無いヘバーデン

来院される患者さんの中には、指は曲がっているけれど「結節」とよばれる骨の変形がない人もいます。

これは指の関節が緩くなっているだけです。

緩くなっていると普段の使い方の癖に引っ張られるような形で指が曲がったように見えます。

関節が緩む影響は全身で起こっています。

先人たちが鉢巻と褌をしていたのは、運動による頭蓋骨と骨盤の緩みを止めるためです。

身体は運動していくと体温の上昇と共に、エネルギーを使用する副産物で放熱が起こります。

放熱により関節内の圧力に変化が出るので緩みます。

これは身体が冷えた時にも起こります。

運動だけでなく、家事での指先の温度差で緩んだ関節に必要以上の負荷がかかると関節内内圧が安定するポジションへ骨を誘導します。

これが変形の様に見える要因です。


指はスタート地点

指先は東洋医学(経絡)ではスタート地点ですので、すべての流れを見る必要があります。

指先だけで解消しようとしている事は悪化させていく事にもつながります。

そこを考えずに指が曲がっているからと、見た目を重視してまっすぐに固定したままにすることは、非常に暴力的です。

「指が曲がった事」「痛みが出た事」には老化以外の理由があります。

それを見つけて自然治癒力が効きやすい身体に戻していく事が効果的だと思います。

実は西洋医学での対象方法やリハビリ方法は、私が勤務していた時と変わっていません。

手術方法は進化していますが、それ以外の後療法は平成前期からあまり変化がありません。

スマホが出現し、生活様式は一変しています。

それにも関わらず同じ方法でリハビリをしているって不思議に思いませんか?

固定よりもまずは老化以外の原因を探すこと

それがヘバーデン結節との向き合い方だと思います。