へバーデン結節・指の変形でお悩みの方へ

年齢が上がるとともに発症しやすいと言われている、指先の関節に起こる変形と痛み。
なかなか解消せず放っておくとどんどん変形が進み、細かい動きを行うことにストレスを感じるようになります。
そんな中でも一番有名なのがへバーデン結節。
様々な原因を言われることもありますが、解消する方法はあります。
- 突き指をした訳でもないのに関節が曲げると痛い
- 朝家事をしようとすると指がこわばって動きが悪い
- 指がどんどん曲がってきている
- 周りからリュウマチの心配をされて病院に行ったがリュウマチではなかった
- 痛みが取れず、変形も進んでいて不安でどうしていいか分からない
このようなことで悩んでいる方はいませんか?
これらは当院に来院されたクライアントさんからの悩みのほんの一部です。
悩みをずっと悩みで置いていても解消することはありません。
解消するために、前を向くためにあなたが今必要なことは何ですか?

ご存じな方もいらっしゃるとは思いますが、少し解説をしておきます。
※ここに書かれていることは覚えておく必要はありません。
へバーデン結節は変形性関節症の一種で、「45歳以上の女性」に多くみられる疾患です。
指の第一関節に見られる「硬い腫れ」と「急な痛みや発赤」が出現することが多く、変形と指が動きの悪化を伴います。
一定期間で進行は止まり、痛みも軽減します。
数カ月から数年で全部の指に進行するケースもあります。

西洋医学の概論として。
「45歳以上の女性」がなりやすい要因は閉経によるホルモンの変化とされています。
「硬い腫れ」の原因は関節のスペースの狭小化と関節部分の骨の硬化による骨の棘によるものとされています。
「急な痛みや発赤」は関節の狭小化による関節内部での過剰な圧力による靭帯な軟骨のストレスとされています。
変形性関節症について詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
指の変形度合いは非常に個人差が多く、上記している指の変形の方もヘバーデン結節とリウマチを既往しています。
画像を診て「こうなったら嫌だな」と感じたのであれば、そうならない方法を考えていきましょう。

少し私が経験した事をお伝えします。
これで少しは悩みが薄くなると思います。
整形外科を第一関節の痛みと変形を問題に受診された場合、「関節リウマチ」「腱鞘炎」「関節炎」「へバーデン結節」に大体分類されます。
分類の為に問診後に血液検査とレントゲンを実施します。
その結果、血液検査でリウマチの可能性が低く、レントゲン上に若干の異常が見られ場合、年齢を加味し診断名が決まります。
だだ、この部分の疾患は手術のケースは非常に稀です。
整形外科でたくさんの患者さんの施術をしましたが、「腱鞘炎」も「へバーデン結節」「関節炎」も施術後の経過は良好な場合が多く、それを知っている院長先生がどんどん施術を進めてくれていました。
私が働いていた整形外科の先生の口癖は「僕は手術をする人。それ以外はあなたたちが施術する」でした。
その時の経験が大きいので施術に不安はありません。
院長先生とも話合ったことがあるのですが、「もし閉経によるホルモンの要因が強いのであれば、もっとへバーデン結節の患者さんが日本に多くても良いはず。ホルモン療法もしたことないそうです。」
加齢による軟骨の代謝障害による変形が原因とされることについても、「それなら手の第一関節だけでなく、リウマチのように全身に出ないことがおかしい」との見解でした。
そのことからも当院ではホルモンの変化や加齢による原因があったとしても、一番大きな原因ではないと考えています。
ということは、はっきりとした原因は整形外科では分類できていないということです。
分類が出来ていない症状に投薬・注射・固定をしても変化が無いのは当然です。
受診したから変化が無かったのは加齢やホルモンの関係ではないことが分かったということです。
それ以外の原因と対策をとるために次のステップに進む時期です。
整形に通っていたことは無駄ではありません。
おかしいなと感じたのであればその感覚を信じましょう。

本当の原因は?なんて見出しを付けましたが原因は一人ひとり違うので100点満点の回答をお伝えすることはできません。
そもそも「これだけやって入れば解消する」なんて方法があれば私のもとにはクライアントが毎週のように来ることも無く、あなた自身も不安は解消しているはずです。
西洋医学の疾患名に記載されている原因は病名の説明であって、「このような人が統計的に多く発症しています」ということを記したものです。
同じ症状で困っていた人に紹介されて行った整形外科で思った結果が出ないのはそのためです。
ですから、第一関節の痛みと変形があるからと病名依存をすると本来の原因がどんどん雲隠れしていき長期化します。
私が考える原因は最低でも3つ
「肉体的原因」:身体の歪みや重心異常
「技術的原因」:日常動作の癖
「感情的原因」:不安感や後悔など
これは心技体の観点からでもいえる事です。
それが互いに歪を作っている状態が強いので症状が変化せず、良くならないと考えることでまた不安を倍増させていきます。
簡単に書きましたが、これらは普通に生活しているどの人も持っているものです。
それにも関わらず痛みを出し変形までしてくる。
それほど個人差があり、一つの結論で片づけることはできません。
痛みが出ると原因が知りたくなり、原因が分かった時、それを対処して良くなったのであれば私の出番はありません。
原因を知ることより、現状把握をすることができれば、自分の癖の見直しや困っている動作の情報整理ができます。
それをするところが当院です。
情報整理でくるだけでも不安を解消できるので、今までのように指を気にすることが少なくなります。

へバーデン結節は「痛みの問題」と「変形による問題」があります。
あなたは変形も改善したいですか?
正直にいいます。
全員の人がまっすぐ元通りは私の技量では難しいです。
これは変形の現状把握が必要です。
レントゲンに写った変形には3パターンの変形があります。
「ただの変形」:指が捻じれているだけ変形
「軽度の変形」:指の捻じれの強弱ではなく骨棘が完全に骨化していない変形
「しっかり変形」:骨棘が完成されており、関節面が変わってしまっている変形
この中で「しっかり変形」は完成されているので、指をまっすぐにしたいのであれば手術適応です。
まっすぐにしたいのであればです。
まっすぐにはなりませんが「痛みの問題」はクリアーできます。
関節の変形が強いから「しっかり変形タイプ」かと言うとそうではありません。
見た目に騙されてはダメです。
それ以外の変形は大体施術を継続して行くと痛みの軽減に続いて解消してきます。
完璧にまっすぐになるかどうかは、発症前の指の状態を知らないのでやってみないとわかりません。
関節の安定性が上がるとそれ以上進行することも少なくなります。
過去には「職業的に指が曲がっているほうが良いので痛みだけ取ってほしい」と言われたことがあります。
その方は革製品を作る職人さんでした。
生活にあった指のバランスになれば、いいので「指をどうしたいのか」希望を教えてください。

様々な情報を手に入れることのできる現代でも、それだけでは何にも前に進まないこともあります。
症状を改善する為に本当に必要なことは「現状把握」と「自然治癒力の活性化」です。
その為に私は施術をしています。
どこに行っても良くならなかった。
そんな言葉も聞きますが、「良くならなかった」のと「変化が出なかった」のは違います。

当院のクライアントさんがいい結果に結びついてるのは、来てもらっているからです。
来てもらえば手をさしのべ、全力でサポートします。
最後に必要なことはあなたが行動に起こす事です。
当院が最後の施術院になるようお待ちしています。
気になることは何でも相談してください。

↑ この方はばね指とへバーデン結節が同時に起こっていました ↑
※この体験談は個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

↑ 「年齢が原因で改善しない」そんなことはありません ↑
※この体験談は個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

↑ 必要に応じてエコーで現状把握もしていきます ↑
※この体験談は個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。