初めて来院される方へ

施術のメカニズム

施術を行う上で大切なのは、「脳がなぜ痛みや痺れを引き起こさないといけなかったか」を紐解くことです。

基本的に痛みや痺れは長期化するものではありません。

長期化したり、激痛が起こるには明確な理由があります。


ヒトに備わる機能を知る

人は危険から身を守るために「防御反応」が備わっています。

おなかが痛いとき、お腹を抱えるようにうずくまる動作の様に症状に対する対応。

前からくる人が気になるから避ける様な雰囲気に対する対応。

どちらも防御反応です。

防御反応は生命を維持するために必要な機能ではありますが、不安や恐怖に苛まれると思考が介入し、正常な判断が鈍くなります。

そんな時、身体は全身の緊張しています。

この緊張を「コリ」や「損傷原因」だと勘違いしている人が多くいます。

対応策として「痛い所や硬い所を強く揉む」「痛み程のストレッチをする」のは症状の上書きをしているだけで、根本的な解消とは違う方向に進みます。

防御反応は自然に起こる反応です。

普段行わない不自然な行動は、正常判断が鈍っている状態では間違っている可能性が高いです。


防御反応の対局にある機能

ヒトは「防御反応」ともう一つ「自然治癒力」を生まれた時から備えています。

恒常性(ホメオスターシス)と言う機能があるように、身体は安定を求めています。

言い換えると身体は、様々な要因により常に「不安定」になる方向に働いているという事です。

その為、自然治癒力は、四六時中身体を安定させるために働いています。

ヒトが年を取り成長するに伴い、身体も常に変化しています。

今あるストレスに常に対応しようと働き、安定する方向へ導き「耐性」を作ります。

しかし、防御反応が過剰になる事で正常判断が鈍くなり、安定に戻る力が薄くなり、本来あった安定の基準が変化します。

これも一つの変化ではありますが、この状態で痛みや痺れがあれば変化だけでは片付けられない問題です。

殆どの疾患は自然治癒力に対して防御反応が優位に働いています。

身体の思うがままに生活していれば解消しますが、思考が邪魔をします。


自然治癒力と防御反応の比率

身体のバランスが破綻していくと、バランスを元に戻す事(自然治癒力)よりも、バランスがこれ以上破綻しないような対策(防御反応)を取ります。

症状に対して行っていることが「解消するため」なのは、問題ありませんが、明確な理由が分からない状態で、インターネットに書かれているよく似た症状を原因だと思考で決めつけます。

決めつけが起こると間違いに気づきません。

継続すると身体が出す異常反応にも益々気づかなくなり、症状に付加価値を付けている事がよくあります。

「症状がとれなかったらどうしよう」と考える思考が邪魔です。

普段感じない症状が出た時は必ず現状把握が必要です。

疾患の原因を探すのはそのあとです。

長期化するということは防御反応が亢進している状態なので、今以上に防御反応を高める事を行わないことが大切です。

自然治癒力が亢進すれば症状は軽減します。


自然治癒力を高める

自然治癒力を高める為に、まずは過剰な防御反応をコントロールします。

防御反応には大きく3つの問題があります。

スポーツで聞かれる「心技体」も防御反応に関係してきます。

「心」は感情・思い込み・症状依存・人間関係など

「技」は日常生活動作の癖・スポーツ動作・ストレッチや筋トレのフォーム・補助具(サポーター・テーピング)・衣類など

「体」は皮膚・筋肉・骨格・内臓・脈管・神経の捻じれなど

この3つのストレスを解消改善していく事で、防御反応が安定して自然治癒力が正常に働くようになります。

「本来のあるべき姿に戻す」それをするだけであなたの症状は解決し安定した生活が送れるようになります。

西洋医学は「抑える医学」、東洋医学は「引き出す医学」と言われます。

抑えるとは薬や注射による消滅方法で、引き出すとは自然治癒力の活性化です。

西洋医学も東洋医学も使いようです。

当院では再発の防止も念頭に施術を行っていますので、自然治癒力の活性化は来院回数を減らすためにも非常に重要です。

防御反応の邪魔をしない軽い刺激で、変化が出る事を感じ、思考が落ち着く施術を皮膚を使って行います。