筋筋膜性腰痛・腰の筋疲労・腰の凝りハリ

- 同じ姿勢を取っていると腰が固まった感じがする
- 痛くはないが腰の緊張がずっとある
- 重たいものを持っていると腰がどんどん重たくなってくる
- マッサージやストレッチを行っても、効果を感じれない
- レントゲンでは異常がなく、原因が分からない腰痛がある
- 腰痛は一生付き合っていかないとダメだと考えている
筋筋膜性腰痛とは
整形外科的機序では、腰部捻挫などの外傷による筋肉や筋膜の小さな断裂、局所の出血、腫脹などが発症原因として多く、その他に使いすぎによる筋疲労や筋肉の拘縮や硬結なども考えられます。
筋膜とは
皮膚のすぐ深層にある白い薄い膜です。
筋膜は筋肉以外にも骨、内臓器官、血管、神経など全身あらゆる構成要素を包み込んでおり、正常な場所に位置するよう支点の役目をしています。
筋膜を貫通するように神経が走っています。身体の支持力の低下や発症機序の様な原因により神経絞扼が起こりやすいです。このことで痛みや緊張が出現し腰痛の自覚を持つことになります。
状況によっては、日によっていたみの場所が変化したり、腰だけでなく背中やお腹の方まで痛みや緊張を感じるケースもあります。
意外に多い内臓のストレス
腰痛になると痛みのある部分が原因だと考えがちではありますが、腰と表裏関係にあるお腹、特に内臓に原因がある場合も多くあります。
内臓の数値に問題が無いからと言って原因から外すのはオススメしません。
血液検査で分かる内臓の数値はあくまで血液中の数値で、内臓の機能をすべて網羅したものではないからです。
お腹の緊張を緩和するだけで何年も苦しんでいた腰痛が取れるもたくさんあります。
暴飲暴食の方や、虫垂炎や帝王切開など腹部に手術痕がある場合には必ずチェックするべき箇所です。
今後の不安解消方法は??

腰痛は一生つきあっていく痛みではありません。
「整形外科で原因が分からない」、「骨に異常がない」と言われる事は非常にいいことです。骨に異常がないなら、画像には映らない原因が必ずあります。
とりあえず飲み薬や湿布でその日の痛みを緩和させるだけの日常から一歩踏み出し、改善させる方法を考えてみましょう。運動することから始めるのもいいですし、生活動作の改善を考えてみることもいいことだと思います。
不安だからと何もしないことを続けていくと、痛みがあることに身体が慣れを起こし、痛みがあることが正常な身体の状態だと間違った認識をもちます。
まずは少しでもいいので生活の変化を!
当院でのアプローチ

筋筋膜性腰痛の場合は、お腹と腰の関係性をメインに考えながら施術を行います。
神経の絞扼(癒着)がある場合が殆どですので、手技療法で筋膜の動きを正常な状態にしていきます。
目安としては来院時よりも可動範囲が大きくなる、痛みや重さが軽減する、痛みの場所が変化する、足の裏が地面にしっかりつくような感覚を持っていただけることが多いです。
いくら柔軟をしても身体が柔らかくならなかった方が施術によって動きがよくなり、痛みが取れるだけでなく日常生活動作の改善にもつながる事もあります。
手技療法は刺激の強いマッサージではなく、軽い押圧での刺激になります。
マッサージ的その場の気持ちよさはありませんので、ご了承ください。