自律神経疾患

自律神経失調症

自律神経の乱れで、来院する方がここ数年で非常に多くなっています。

普段生活している中で自律神経について考えたことはありますか

名前は知っていても、自律神経がどんな働きをしているか知らない人が多いと思います。

にもかかわらず、今感じている症状が自律神経の影響だと思ったのは何故でしょう

「先生が言ったから」以外の理由と対策を考えていくと、解消のきっかけに気づくことが出来ます。


自律神経を知る


循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、及び代謝のような機能の制御

自分で意図的に調節することができない

機能を抑制する為に交感神経と副交感神経があり、両方かどちらかの神経によりコントロールされている

これが自律神経の働きです。

簡単に言うと、

自律神経が全く働かないと死にます。

死なない為に体内の環境をコントロールしている働きが自律神経です。

あなたが日々生活している時も、身体は無意識下で死なないように生命活動を一定に保とうとしています。

生命活動を一定に保てない事を自律神経失調症と言います。

でも本当は失調ではありません。

失調は「調節を失う事」ですが、失ったわけではなく、低下しているだけです。

身体は生きるために常に稼働しています。


コントロールできなくなる理由

自律神経は24時間365日休むことはありません。

常に脳内で情報処理を行い、指令を出し続けています。

しかし、時々ハプニングが起こります。

それは、気温・衣類・時間・人・食事・睡眠・生活・職場・趣味・家族など、普段当たり前に行っている動作や思考により起こります。

だた、一定を維持する働きがあるので、余程でない限りいきなり狂ってしまう事はありません。

脳から事前に何らかのサインを身体に出し警告ます。

それはダルさだったり、食事が食べれなかったり、足が浮腫んだり、イライラしたり人によって様々です。

「こんなことはいつもある事だから」と身体のサインを見落とすと、指令系統に異常をきたし神経伝達が不安定になります。

対策を取らず継続していくと、一定に保てなくなり、自律神経から過剰反応や欠乏反応が出現します。

もっと継続すると、過剰反応や欠乏反応が出ている身体の状態が正常だと間違った思い込みを起こしてきます。

コントロール出来ていないのか、当たり前が変化したのかすべては生活の中にあります。



自律神経には様々な症状がある

自律神経失調症と一言で言っても、症状には個人差が多くあります。

それは、一人一人の生活様式が違うからです。

今感じている症状には、あなたに合った対策が必要です。

全てが自律神経の影響を受けているかは分かりませんが、コントロールすることは可能です。

すべてを自律神経の問題にせず、症状ごとの対策や生活習慣の改善をしていく必要があります。

この疾患は一時的な疾患で寿命を全うするまで継続する疾患ではありません。


自律神経はコントロールしやすい

自律神経は意図的に調節出来ない働きですが、日常生活の過ごし方により症状が出現しています。

ということは、無意識で継続的に行っている生活の影響を受けており、それによって起こった反応をコントロールすることで、間接的に自律神経をコントロールすることが出来ます。

間接的にコントロールしたいから投薬している人もいますが、自立した解消方法を見つけていかないと薬によってコントロールしているのであれば、薬を飲み続けないといけなくなります。

サプリメントをきっかけに解消した人で飲み続けている人は知っていますが、自律神経失調症の薬を10年以上飲み続けている人は聞いたことがありません。

解消するきっかけだけ作ってしまえば、身体は元の状態で一定を保つ働きを再び始めます。