シンスプリント・すねの痛みの改善について

脛の痛み,イメージ

こんにちは、ちはや鍼灸接骨院の高橋です。

シンスプリントとは、足のすね部分にズキズキとした痛みが生じる症状で、ダンスやバレエをはじめ、激しい動きのスポーツをする方に起こりやすい症状です。

その特徴やどのように改善ができるのかについて見ていきましょう。

シンスプリントの特徴

シンスプリントは、急な発進と急ブレーキを繰り返すような激しいスポーツをする方に多く見られる症状の一つです。

ダンスやスキー、長距離走をはじめ、テニスやバスケットボール、サッカーなどを頑張っている方に多く見られます。

すねの前方内側に鈍く、ズキズキするような痛みを覚えるのが特徴です。

はじめの頃は運動を始めた時だけ痛みを感じ、その後は軽快していきます。

ですが、症状が悪化すると、運動の後半でも痛みが生じ、さらには安静時にも痛みが出るようになるので放置は禁物です。

患部を指で押すと痛みが強くなることや腫脹や熱感が出ることもあります。

シンスプリントが生じると、一時的に練習を休む必要が出るなど、競技にも影響が出るので注意が必要です。

シンスプリントになりやすい人

激しく動くスポーツをしていても、誰もがシンスプリントになるわけではありません。

練習を頑張る人ほどなるとも限らず、なりやすい傾向があります。

以下のような状態があると、シンスプリントになりやすいので気を付けましょう。

足裏のアーチが足りない扁平足な人、柔軟性が低下している人、臀部や大腿部の筋力が低下している人は注意する必要があります。

また、不適切な体の使い方をしている場合や練習のメニューが不適切な場合も要注意です。

たとえば、コンクリートなど硬い路面を走ることや靴が合っていない場合、下り坂を集中的に走るのは良くありません。

また、体脂肪やBMI(肥満度指数)が高くなることで影響が出る場合もあります。

シンスプリントの改善に向けて

問診,イメージ

シンスプリントになりやすい方の特徴として、足部や股関節が不安定である場合や柔軟性や筋力が不足することで、足部への負担が大きくなることが挙げられます。

シンスプリントを改善するには、足部に余計にかかっている負担を減らすことをはじめ、すねの筋肉へのストレスを軽減することが必要です。

痛む部分の骨膜が引っ張られるストレスを軽減するために、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を高めることや足の衝撃吸収に関わる筋肉を強化することがおすすめです。

シンスプリントの症状が進み、安静にしていても痛みがある場合には、しばらく練習を休むことが必要ですが、炎症や痛みの状態に合わせて少しずつ運動負荷を上げながら、焦らずに競技復帰を目指しましょう。

練習や競技への復帰の目安は、初期の症状なら2週間程度、重度の症状が出てしまった場合には2~3か月ほどかかります。

再発しないよう、焦らずに柔軟性を高めることや筋力を強化すること、扁平足などの状態を補完することがポイントです。

扁平足や不適切な体の使い方は、体の歪みやバランスの悪さにも影響を与えます。

歪みを改善し、体のバランスを整え、体の適切な使い方をマスターすることで改善や予防が図れます。

まとめ

シンスプリントは、ダンサーやランナーをはじめ、足を激しく使う方に発症しやすい症状で、すねにズキズキとした痛みが現れます。

軽度な場合は運動を始めた時だけ痛みが出ますが、重度になると安静時でも痛みが出るので、練習や競技もお休みしなくてはなりません。

競技復帰を目指し、焦らずに柔軟性を高めたり、筋力を強化したり、体の歪みやバランスを整え、足への負担を抑えていくことが大切です。

シンスプリントやすねの痛みでお困りの方は、ぜひ当方へお越しください。

症状を改善できるように全力でサポートさせて頂きます。

以上、シンスプリント・すねの痛みの改善についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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