膝関節疾患

膝関節捻挫でお悩みの方へ

様々な靭帯が存在する膝関節。

状況把握をしっかり行い修復の邪魔をしなければ日増しに解消します。

捻挫の定義

捻挫とは「関節に非生理的な外力が加わり発生する関節包または靭帯損傷」と定義されています。

病態は3段階に分類されています。

第1度:関節包・靭帯が引き伸ばされた状態で関節不安定性が殆どないもの

第2度:関節包・靭帯の部分断裂で、関節不安定性が中等度なもの

第3度:関節包・靭帯が完全損傷され、著しい関節不安定性があるもの

靭帯は引っ張ると徐々に伸張します。

引っ張りが収まると伸張を解消しますが、伸張が継続すればするほど靭帯にかかる荷重は増加し、最終的に靭帯は限界を迎え断裂します。

靭帯は伸張方向への対応は強く、剪断力に対する対応に弱い構造です。

その為、膝関節の様に関節の動作制限を靭帯に依存している為、重症化しやすい関節です。

靭帯損傷に伴う合併損傷は、半月板損傷と関節軟骨損傷が主で、前十字靭帯損傷が起因しています。

膝関節構造体を考える為には損傷靭帯が単独損傷なのか、単独損傷でも合併しやすい靭帯の損傷なのかで対策が変化します。

疼痛の質

捻挫に伴う疼痛は時期により原因が違います。

【急性期:発症1ヶ月以内の疼痛】 

靭帯損傷部位の炎症

関節血症による機械的刺激

関節軟骨下骨層の微笑骨折

【慢性期:発症1ヶ月以上の疼痛】 

靭帯不全による異常な関節運動

関節構造体(半月板・関節軟骨など)の二次的損傷

関節水症による機械的刺激

発痛物質による科学的刺激

修復過程

修復は3つに分類されます。

「炎症期」

靭帯損傷部に血種が形成され、大食細胞により貪食されると同時に炎症細胞が侵潤し肉芽組織と新しい膠原線維を形成します。

「修復期」

未熟な膠原線維が並行に整列し強度を増して線維束を形成します。

必要なくなった線維芽細胞や炎症細胞の数が減少します。

「再造形期」

線維芽細胞・膠原線維の配列が規則正しくなり、正常靭帯組織っぽくなります。

修復は年齢・活動量・社会的環境・損傷靭帯の修復能力などを考慮する必要があります。

慢性期・陳旧性に陥る場合は上記の修復経過を妨げる要因が体内・体外にある為です。

当院が行う解消対策

膝関節捻挫は完全断裂していなければ施術可能です。

完全断裂後の後遺症も施術可能です。

捻挫は靭帯・関節包の損傷と定義されていますが、筋肉や皮膚への影響もあり、周辺組織全体をアプローチすることで早期解消しやすくなります。

消する事は可能です。

東洋医学では症状や疾患名にとらわれることなく全身状態を確認し、身体の中に隠れている使い方による患部の影響を紐解きます。

どんどん紐解いていくと「身体の歪み」「関節の圧縮率」「癒着」「皮膚の緊張」「内臓反射」「日常生活動作の偏り」などになります。

東洋医学のメリットは全身状態を把握している為、再発が非常に少ない事です。

膝関節捻挫のストレスを感じ緊張している脳をリラックスできる環境にするとで、自然治癒力が正常化し日にち薬が適応されます。

少しでも動くようになると必要以上に気にしなくなり、日常生活動作がリハビリになります。

そんな状態を早期に作り、解消のサポートをします。

ちはや鍼灸接骨院 髙橋裕介