こんにちは、ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
今回は、頚椎ヘルニアについて分かりやすく解説していきますね。
頚椎ヘルニアでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
頚椎ヘルニアとは
脊椎の中でもっとも動きの大きい部位は、頚椎です。
加齢や変形、外傷などにより可動域の大きい頚椎の椎間板線維輪に断裂が起こり、中心にある髄核が飛び出してしまいます。
そのことを椎間板ヘルニアといいます。
椎間板ヘルニアは、背骨の椎間板が突出または破裂し、近くの神経根に圧迫や刺激を与える状態です。
これにより、痛みやしびれ、筋肉の弱さなどの症状が引き起こされることがあります。
長時間の不適切な姿勢やデスクワーク作業などが原因となることもあります。
ヘルニアには種類があり、MRIを撮影後に先生から説明を受けた方も多いと思いますが、重症に多い脱出型でも自覚症状が少なく、安静を指示される方もいます。
この種類はあくまで参考であり、ヘルニアの逸脱の大小だけで症状の重症度を決めることはできません。
発症しやすい年齢
40歳代以降に多くなりやすい疾患ですが、昨今では20歳代でも症状に悩まれている方も多くいます。
60歳代以降では、発症しやすい箇所のどこかの頚椎椎間板に異常をきたしている人がほとんどです。
同時に脊柱管の狭窄を持っている人も増加してきます。
これは加齢による変性ですので、ほとんどの方が症状はなく、放っておいても問題ない場合が多くなっています。
椎間板ヘルニアの原因
- 加齢による変化
- 椎間板は年齢と共に水分を失い、弾力性が低下します(椎間板変性症)。
- 椎間板が硬くなると、外力に対して耐えにくくなり、容易に損傷を受けるようになります。
- 物理的ストレス
- 重い物を持ち上げる際の不適切な方法や、繰り返し行われる急激な運動は椎間板に負担をかけ、ヘルニアを引き起こす可能性があります。
- 特に腰を捻る動作はリスクを高めます。
- 遺伝的要因
- 椎間板ヘルニアは遺伝的な要素も関与していることが示唆されており、家族内で同様の問題を抱えることがあります。
- 肥満
- 体重が増加すると、脊椎への圧力が増加し、椎間板への負担も大きくなります。
- 生活習慣
- 長時間の座りっぱなしや不適切な姿勢は、脊椎に過剰なストレスを与え、ヘルニアのリスクを増加させます。
- 怪我や事故
- 交通事故やスポーツ中の衝撃など、突然の怪我も椎間板ヘルニアの原因になり得ます。
- 喫煙
- 喫煙は血流を悪化させ、椎間板の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
椎間板ヘルニアは施術次第で手術を回避できる
「ヘルニア=手術」のイメージがあるかもしれませんが、手術の優先順は非常に低い疾患です。
そんな中でもすぐさま手術を行った方がいいヘルニア症状は「膀胱直腸障害」と呼ばれるもので、排尿遅延や頻尿などの症状が顕著に感じられる場合は救急の受診をしてください。
それ以外の症状に関しては当店で検査することで、病院での精密検査が必要なのか、施術で改善するのかは判断がつきますので、どうぞ安心してください。
首や肩が痛い、腕がしびれるだけでヘルニアと決めつけることはできませんので、自己判断はどうぞお気をつけください。
椎間板ヘルニアは整体で改善するのか
当店の治療で椎間板ヘルニアからくる症状の改善は期待して頂けます。
ただヘルニア自体を押し込むことはできませんので、経過の観察は必要になります。
ヘルニアがあることよりも、ヘルニアによる症状があることにストレスや不安を感じていらっしゃると思いますので、今自覚されている症状をまずは早期に改善することを提案しています。
そして、ヘルニアになるには日常生活動作の癖やゆがんだ姿勢が背景に必ずあります。
そこも同時に改善していくことで再発のない状態にしていきます。
※当店で改善された人のほとんどが、ヘルニアだけが原因ではありませんでした。
現状把握を正確に行い、過去に起こった全身の外傷歴や日常生活動作、そして当店で行っている椎間板ヘルニアの施術を行うことでお悩みの症状の改善のサポートを致します。
ぜひヘルニアでお悩みの方は、当店へご相談ください。
お客様のサポートを全力で行わせて頂きます。
以上、頚椎ヘルニアの改善についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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