捻挫の改善について
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です!
捻挫は、腱や靭帯に強い衝撃がかかることで起こるケガです。
筋肉系のケガと違い、腱や靭帯の損傷は治るまでに時間がかかります。
また、適切な治療を受けないとクセになってしまい、再び捻挫を起こしてしまいかねません。
しっかりと捻挫を改善するためには、正しい治療方法を学ぶようにしましょう。
捻挫の治療には初期対応が大切
慢性的な捻挫を抱える人にはある共通点があります。
それは捻挫が起こった時に、適切な治療方法を採らなかったことです。
たとえば、足首を捻挫したとしたら、ひどい場合には歩けなくなってしまいます。
その場合は、すぐに治療できるのですが、とはいえ程度によっては我慢すれば歩けるような捻挫も少なくありません。
そのため、初期対応を怠り、腱や靭帯の損傷を放っておいた結果、捻挫が治りにくくなってしまったというケースが起こるのです。
もしも捻挫が起こった場合は、たとえ痛みがそれほどでなくても、しっかりとした対応をするようにしましょう。
具体的には、治療の基本である安静や冷却療法が有効です。
安静にすることによって腱や靭帯を動かさずに済むので、これ以上の損傷を避けられます。
逆に安静にせずに生活すると、損傷が悪化してしまいかねません。
また、捻挫したばかりの腱や靭帯は熱を持っているので、それを冷ますためのアイシングは必ず行いましょう。
急に復帰するのではなく段階的なリハビリこそ捻挫改善のカギ
そもそもなぜ捻挫が起こるのかといえば、関節周辺の柔軟性が衰えていたり、筋肉系になんらかのトラブルが起きていたりするからです。
たとえば、足首周りが柔らかければ、腱はちょっとした衝撃にも耐えられます。
しかし、関節が硬ければ無理な形で足首が曲がることになり、その分だけ腱に負担がかかってしまうでしょう。
こうした問題が解決していない限りは、再び捻挫を起こす危険性はゼロにはなりません。
そのため、捻挫を起こした場合はまず安静にして、痛みがなくなったら柔軟性を高めるためのリハビリを始めていくのがセオリーです。
特にスポーツをやっている方などは復帰を焦るあまり、こういった初歩的なリハビリを嫌がる例が少なくありません。
とはいえ、こうしたリハビリの段階を飛ばしてしまうと、捻挫は一向に改善しません。
焦る気持ちはわかりますが、こうした段階的なリハビリによって逆にパフォーマンスが向上する例もあるので、じっくりと治療していくよう心がけましょう。
捻挫の改善には生活習慣の見直しも必須
最後に捻挫の改善方法として挙げられるのが、生活習慣の改善です。
捻挫に限らず、何かしらのケガを起こすような人は生活習慣が乱れている例が少なくありません。
特に重要なのが睡眠と食事です。
睡眠時間が足りなければ体は回復しませんし、食習慣が乱れていれば筋肉の損傷なども改善しません。
こういった基本的な部分を見直すことで、捻挫からの回復が早くなるケースも多くあります。
そのため、捻挫を改善するにあたっては患部だけを注目するだけでなく、自身の生活そのものも見直すことが大切になるでしょう。
まとめ
捻挫はケガの中では比較的軽いものなので、対応も軽視してしまいがちです。
ですが、そういった油断が逆にケガの回復を遅らせてしまいます。
適切な初期対応と地道なリハビリが大事というのは、あらゆるケガの治療に当てはまることですが、捻挫のような軽いケガこそ基本的な対処が欠かせません。
クセになってしまった捻挫でも根気良く対処すれば必ず改善しますので、ぜひ受診してみてください。
以上、捻挫の改善についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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