ビフォーアフター④

ビフォーアフター④,イメージ

施術前の状況

1ヶ月前から膝が伸びにくくなり、歩く際や立ち上がる際に膝の中心や膝裏に筋が張るような痛みを感じるようになった。
最近では膝が腫れぼったいような感覚もある。
患者様のお話では、「当時ヨガを頑張っていたので、それが影響しているかもしれない」とのことでした。

施術内容

エコー検査では、膝の外側に水腫が確認されたものの、炎症反応は見られませんでした。
立ち姿勢を確認すると、足首の距骨(きょこつ)が前方へ移動しており、両脚に均等に体重がかかっていない状態でした。
その結果、右脚の膝下が外側へねじれ、このねじれが痛みの原因となっていました。
施術では、距骨の位置を正常に戻し、足裏からの刺激が股関節へ適切に伝わるよう調整させて頂きました。
また、脊柱の状態を確認すると、特に首に過緊張が見られ、長年の姿勢による負担(いわば「金属疲労現象」のようなもの)が影響していたため、頭蓋骨と胸郭の調整も行いました。

患者様の感想

痛みが強く、膝をしっかり伸ばしたり、深く曲げたりすることもできなかったけど、ビックリするほどスムーズに動くようになった。
歩くことも立つことも不安がありません。

今後のケア

患者様は裁縫が趣味でソファーで横座りを長時間していることが影響しているため、別の姿勢でも裁縫をして頂く様にアドバイスさせて頂きました。
横座りは左右バランスを失いやすいので、再発防止のために10分程度の散歩をセットで行って頂くことになりました。

この記事を書いた人

高橋 裕介のアバター 高橋 裕介 代表,柔道整復師,鍼灸師

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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