足根洞症候群・治らない足首捻挫でお悩みの方へ
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
足根洞症候群は、あまり知られていませんが足首捻挫と間違えやすく、なかなか解消しない捻挫で悩んでいる時に疑う疾患です。
発症原因が分かっているため、対策をしっかりとれば不安なく解消していきます。
足根洞症候群のメカニズム
足根洞は、前距腓靭帯と踵腓靭帯の間にあり、距踵関節の中・後関節間に位置し、骨間距踵靭帯によって結ばれている部位のことを指します。
足首内返し捻挫で損傷する前距腓靭帯・踵腓靭帯や関節包に非常に近い部分のため、判断が難しく、見落としがちな部位です。
足根洞は神経終末が豊富
足根洞は、距踵関節の滑膜と神経終末を含む脂肪組織から構成されています。
この部位は足の運動抑制や感覚に重要な役割を担っているため、神経終末の数は一般の関節周囲組織に比べて格段に多くみられます。
捻挫など足の外傷により、距踵関節の不安定性や炎症が足根洞の神経終末を刺激して、同部の疼痛や倦怠感、下腿外側の倦怠感やしびれ感などを引き起こすと考えられています。
リハビリによる悪化
足根洞症候群は足首捻挫と間違われることが多いため、間違ったリハビリを長期的に行うことで不安定性を増し、悪化する可能性があります。
筋トレやストレッチは、関節の不安定性が無くなり連動性が回復した後に行うことで最大限の効果を発揮します。
リハビリを行っていても症状が軽減していかない場合は、リハビリプランの見直しが必要です。
外傷以外の要
ほとんどの場合、捻挫など外傷時に発症しますが、日常生活動作で無意識のうちに発症している場合があります。
- ヒールやサンダルなど履物。
- 胡坐や正座。
- 浮指など足の機能低下。
- インソール・サポーター。
これらの動作を反復的に行うことで、関節の連動性が破綻し足根洞部にストレスがかかる可能性があります。
足根洞症候群・治らない足首捻挫でお悩み方は、ぜひ当院へご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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