育児中の手首の痛みでお悩みの方へ

手首,イメージ

手首に突然の痛みが走り、重たい物を持ったり、ドアノブを回したりするのが難しくなったことはありませんか?

また、親指を動かすたびに激しい痛みを感じ、日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃるかもしれません。

そんなお悩みに対して、注射や湿布だけではなく、他の改善方法もあることをご存じでしょうか?

正しいケアを行うことで痛みが軽減し、早期に普段の生活に戻れる可能性があります。

目次

ドケルバン病とは?

ドケルバン病は、手首の背側にある「腱鞘」に炎症が起こる疾患です。

「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」

日本整形外科学会より引用。

手首背側の腱鞘は6つの区画に分かれていますが、ドケルバン病は親指側にある腱鞘に問題が生じます。

この腱鞘の中には、「短母指伸筋腱」と「長母指外転筋腱」という2つの腱が通っています。

摩擦や過度なストレスにより、腱鞘内で炎症が発生し、痛みを引き起こします。

腱鞘と腱の仕組み

腱鞘は「狭いトンネル」、腱はその中を通る「長いトレーラー」に例えられます。

正常な状態であれば、腱(トレーラー)はスムーズに動きますが、腱鞘(トンネル)が曲がったり狭くなったりすると摩擦が生じ、滑らかに動かなくなります。

腱と腱鞘の間には「滑液」という潤滑液があり、この液体が摩擦を防いでいます。

しかし、動きによるストレスが溜まり滑液が不足すると、摩擦が増えて炎症が起こり、痛みが発生します。

ドケルバン病の原因

病院では「手首の使いすぎ」が原因と診断されることが多いです。

確かに、家事や仕事、育児などで手首を酷使することが、炎症の一因かもしれません。

しかし、ただ使いすぎだけが原因ではありません。

日常生活で手首を酷使する環境にいる方も、正しいケアをすることで改善が可能です。

腱鞘の炎症を放置したり、安静にするだけでは根本的な解決にはなりません。

痛みの原因は?

炎症の根本原因は、手首を構成する関節の軸がずれていることにあります。

この軸のずれが長期間続くと、滑液が不足し、摩擦が生じて炎症を引き起こします。

当院の改善方法

ドケルバン病は「手首を使いながら改善できる疾患」です。

当院では、安静やサポーターの装着は必須ではないと考えています。

関節の軸のずれを、軽い刺激で調整することで改善を目指します。

適切な位置に戻れば、自然治癒力が働き、症状が軽減していきます。

特に痛みが強い場合は、早めに施術を受けることで、後遺症のリスクを減らし、快適な生活を取り戻すことが可能です。

育児中の手首の痛みでお悩みの方へ

育児中の手首の痛みでお困りの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

痛みの原因をしっかりと見極め、根本的な改善を目指します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

何かお困りのことがあれば、いつでもご連絡ください。

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この記事を書いた人

高橋 裕介のアバター 高橋 裕介 代表,柔道整復師,鍼灸師

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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