種子骨障害でお悩みの方へ

こんにちは!

ちはや鍼灸接骨院の高橋です。

種子骨障害は、足の機能と歩行改善により、再発なく解消する疾患です。

インソールだけでは根本的には解消できず歩行障害により再発するので、発症時に必ず対策しておくべきです。

目次

必要な骨

膝蓋骨,イメージ

一般的に種子骨は腱の走行が変わる場所に存在し、支点として働き、腱に対する圧力を制限し、摩擦による障害を防ぎます。

身体の中で一番有名な種子骨は、膝蓋骨(しつがいこつ)です。

母趾中足趾節関節の種子骨は、母趾底側にある3つの内在筋(母趾外転筋・短母趾屈筋・母趾内転筋)の腱が合わさるプランタールプレート内に位置し、第一中足骨頭と関節を形成します。

種子骨は2つあり、内側種子骨は歩行時により多くの荷重がかかり、骨頭の関節溝は外側に比べて深く、種子骨を安定させています。

種子骨障害には、骨折・疲労骨折・分裂種子骨障害・骨軟骨炎・骨髄炎・骨関節症など、種子骨に起因する疼痛を伴う疾患の総称です。

母趾から見える影響

種子骨障害は、内側種子骨に発症しやすく母趾球部の疼痛・腫脹が共通してみられます。

骨折・疲労骨折はスポーツ選手に多く、骨軟骨炎・骨関節症は若い女性に多いとされています。

これはヒールなど履物との関連性と母趾の形状の関連性によるものとされています。

対策は保存療法による、安静・免荷が基本で、インソールによるサポートを行う場合もあります。

当院が行う解消対策

問診,イメージ

母趾には、種子骨障害以外に外反母趾や強剛母趾が同関節部位痛として存在します。

  • 外反母趾は関節内側部痛と内反変性
  • 強剛母趾は関節背側部痛と屈曲拘縮

種子骨障害は、関節底側部痛と場所が違います。

軽度の内反変性により外反母趾と勘違いしている場合もあるので、明確に分類し、対策する必要があります。

骨折と壊死が無い場合は、施術による対策で解消しやすい疾患です。

お客様とのヒアリングと診断をもとに適切な施術を行い、症状を改善していきます。

以上、種子骨障害についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

高橋 裕介のアバター 高橋 裕介 代表,柔道整復師,鍼灸師

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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