脊柱圧迫骨折でお悩みの方へ
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
本日は、「脊柱圧迫骨折」について分かりやすくお話しします。
脊柱圧迫骨折とは?
脊柱圧迫骨折は、背骨(脊柱)の椎体という部分が持続的な前屈力(背骨を前に曲げる力)を受け続けた結果、前方がつぶれるように骨折する状態を指します。
骨折によって椎体は楔(くさび)のような形に変形しますが、背骨を支える筋肉や靭帯などの軟部組織が大きく損傷することは少なく、多くの場合「安定型損傷」として分類されます。
主な原因
圧迫骨折の原因として、次のようなことが挙げられます。
- 日常生活での動作
圧迫骨折は、転落事故や交通事故などの外傷よりも、日常生活の中で繰り返される前かがみの姿勢や動作によって発生することが多いです。 - 加齢と脊柱への影響
年齢を重ねると、椎間板の水分量が減少し、椎間板が薄くなります。その結果、脊柱全体のバランスが崩れ、前かがみになりやすくなることで椎体に負荷がかかります。
症状
圧迫骨折の主な症状は、骨折部分に限局した痛み(疼痛)です。
この痛みは、脊柱の体幹中央部、特に骨折が起きている箇所で感じられることが一般的です。
圧迫骨折の対処法
一般的な固定治療
脊柱圧迫骨折は、多くの場合「安定型損傷」で転位(骨のずれ)が少ないため、ダーメンコルセットという固定器具を使用することが一般的な治療方法です。
命を守るための圧迫とは
脊柱圧迫骨折の原因は、脊髄(背骨の中央を通る神経)の保護に関係しています。
椎間板が薄くなり、脊柱が前方に曲がりやすくなると、脊髄が圧迫される危険性が高まります。
この脊髄への負荷を軽減し、脊柱の安定性を保つために椎体が楔状に変形しているのです。
圧迫骨折は、よく「骨粗鬆症の影響」と言われますが、実際には加齢による姿勢変化が原因となる場合も多いのです。
当院のアプローチ
当院では、脊柱圧迫骨折に対して以下のアプローチを行っています。
脊柱の安定性を保つサポート
脊柱の安定性が損なわれると、周囲の椎体に再度骨折が起きる可能性が高まります。
そのため、脊柱全体のバランスを整えることが重要です。
痛みの緩和と再発防止
骨折による痛みを緩和しながら、再発を防ぐための身体づくりをサポートします。
日常生活の動作改善
加齢とともに、私たちの動作は限られた範囲で行われることが多くなります。
これにより、脊柱が使われない部分が硬くなり、負担が集中してしまいます。
当院では、適切な可動域を広げ、体の負担を分散させるためのアドバイスを行っています。
最後に
脊柱圧迫骨折は、適切な対応を行えば再発を防ぐことができます。
大切なのは、現在の症状に向き合いながら、未来のリスクを軽減することです。
もし、骨折後の痛みや生活への不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。
一緒に、不安のない日常生活を取り戻しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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