足の甲の痛みについて
今回は、足の甲の痛みについて詳しく解説します。
日常生活やスポーツ活動において、この部分に痛みを感じることは珍しいことではありません。
しかし、その原因や対処法については意外と知られていないため、適切なケアを受けることが難しい場合もあります。
足の甲の痛みとは?
足の甲は、多くの小さな骨が集まっており、それらが関節を形成しています。
さらに、これらの骨を支えるための靭帯(じんたい)や筋肉、腱(けん)が複雑に存在しています。
この構造により、私たちは多様な動きが可能になりますが、それと同時に、日常生活や運動の影響を受けやすい部位でもあります。
足の甲の痛みは、これらの構造のどこかに異常が起こることで発生します。
具体的には、以下のような問題が原因で痛みが生じます。
足の甲の痛みの主な原因
足の骨折
足の甲には小さな骨が密集しており、過度な運動や外傷によって骨折することがあります。
特にランニングやジャンプなど、足に繰り返し負荷がかかる動作が多い場合にリスクが高まります。
腱炎
足の甲を動かすための腱が炎症を起こすと、痛みを感じることがあります。
原因としては以下が考えられます。
- 運動のしすぎ
- 合わない靴を履き続けること
関節炎
関節炎の中でも、特にリウマチ性関節炎は足の甲に痛みや腫れを引き起こします。
慢性的な炎症がある場合には、関節の可動域が制限されることもあります。
神経障害
足の神経が圧迫されたり損傷したりすると、痛み、しびれ、または焼けるような感覚を感じることがあります。
特に、糖尿病などが原因で起こる場合があります。
捻挫や靭帯の損傷
足の甲の靭帯が過度に伸びたり、損傷すると、痛みや腫れが発生します。
スポーツや日常生活での踏み外しなどが原因になることがあります。
ストレスフラクチャー(疲労骨折)
足に繰り返し衝撃が加わることで、小さな骨折が発生する場合があります。
これは特にランナーなど、足に高頻度で負荷をかける人に多く見られる症状です。
※参考サイト
足の甲が痛い場合、一般的にどのような原因が考えられますか? 考えられる病気などはありますか? |ユビー 病気のQ&A
足の甲の痛みの特徴と悩み
「足を踏まれるなど明らかな外傷がない限り、足の甲に痛みを感じたことはない」と考える方も多いかもしれません。
しかし、実際には足の甲の痛みに悩む方は非常に多く、当院への相談も数多く寄せられています。
腰痛や肩こりなど、比較的ポピュラーな症状と異なり、足の甲の痛みは認知度が低い分、悩みが深刻化しやすい部位です。
日常生活で足を使わないわけにはいかないため、痛みを抱えたまま無理をしてしまい、症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。
当院のアプローチ
当院では、足の甲の痛みに対して以下のような方法でアプローチしています。
エコー(超音波画像診断装置)による診断
痛みのある部位をエコーで確認し、以下の状態を把握します。
- 骨折や疲労骨折の有無
- 靭帯や腱の損傷の有無
- 関節の可動域や歪みの状態
エコーでは、レントゲンでは見えない軟部組織(腱や靭帯など)の状態も詳しく確認できます。
施術内容
- 手技施術:
関節の歪みを整え、可動域を改善します。また、筋肉の癒着を取り除き、動きやすい状態を作ります。 - 脚全体の歪みの調整:
足の甲だけでなく、骨盤や脊柱との連動性を見直します。体全体のバランスを整えることで、痛みを根本から改善します。
痛みの予防と再発防止
施術後は、日常生活での動き方や靴の選び方についてもアドバイスを行い、再発を防ぐサポートをしています。
足の甲の痛みを改善するために
足の甲の痛みは、放置してしまうと日常生活に大きな影響を与える可能性があります。
早期に適切な診断と施術を受けることで、痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すことができます。
足の甲の痛みでお困りの方は、ぜひちはや鍼灸接骨院へご相談ください!
お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な診療を行い、痛みの改善を全力でサポートいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
何か気になることがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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