アキレス腱断裂でお悩みの方へ

こんにちは!

ちはや鍼灸接骨院の高橋です。

安静の選択だけでは日常生活や運動再開後の違和感に悩まされる日々が続きます。

経過観察を行いつつ適度な負荷をかけるタイミング、身体の使い方の改善を行うタイミングを見極めると、再発や後遺症に悩まなくて済みます。

目次

断続的負荷の結果

アキレス腱断裂は、アスリートと30歳以上の中高年者で女性に多い疾患です。

アスリートは腱の力学的強さよりも筋力が上回るため、中高年者は腱の弱体化と言われています。

発症状況は、運動や不意な動作が多く「アキレス腱を蹴られた」「音がした」「石がはじけ飛んだ」など様々な表現をされます。

アキレス腱周囲には、前脛骨筋・後脛骨筋・長腓骨筋・短腓骨筋などがあり、断裂後も普通に歩ける場合があり、疼痛も軽度な場合があります。

かんたんな判別方法としては、つま先立ちをすることです。

アキレス腱が切れていると、つま先立ちはできません。

つま先立ちができてアキレス腱部に疼痛があるのであればアキレス腱障害の可能性があります。

断裂の処置

昨今ではアキレス腱断裂後、即手術がセオリーになっています。

理由は、固定による治癒期間よりも手術による治癒期間の方が短いからです。

アキレス腱周囲にはパラテノンがあり、修復に絶大な効果を発揮します。

そのため、中高年者で運動を行わない場合には保存療法での回復を選択する場合もありますが、シビアな経過観察が必要で、指導が守れない場合に再断裂の可能性があります。

当院に来院される方にも状況をご説明し、部分断裂の場合は保存療法、完全断裂の場合は手術と判断し整形外科に紹介状を書くようにしています。

これはセカンドオピニオンの意見を聞くことにもつながり、総合的な判断の中で選択してもらいたいためです。

リハビリプラン

部分断裂でのリハビリと手術後のリハビリでは、対応が異なります。

どちらも共通して行うことが趾の機能改善です。

アキレス腱断裂を行った後は、アキレス腱を意識するあまり歩行感覚が変化します。

その歩き方を継続的に行っていることが再断裂や後遺症に繋がっています。

そのような状況下でもリハビリプランは組めますので、現状に満足していない方はご相談ください。

当院が行う解消対策

問診,イメージ

アキレス腱断裂は、経過観察を行い問題がなければ解消します。

しかし、同じ様に生活し、同じ様にスポーツしていた中で自分だけが発症したことを考えると身体の使い方の特性を考える必要があります。

人間の動きは、皆同じではなく個性があります。

その個性がアキレス腱に影響を与えるのであれば改善が必要です。

動作を解析しながら、再発や後遺症が残らない状態を目指します。

以上、アキレス腱断裂についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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