ヘルニアと腹筋運動について
皆様、いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
今回は、ヘルニアと腹筋運動について解説していきますね。
ヘルニアについてGoogle検索してみると、腹筋トレーニングを推奨される情報と推奨されない情報があって困惑された方も多いのではないでしょうか。
ヘルニアを少しでも良くしたい場合、体幹トレーニングは改善効果がありそうと考える方も多いように思います。
ですが、一概にヘルニアに腹筋運動が良いとはいえず、運動や体位によってはこれらの症状が悪化する可能性があります。
ヘルニア(特に腰椎ヘルニア)の方が腹筋運動する際には、いくつかの注意点があるのです。
ヘルニアは、脊椎の椎間板が変形または破裂し、神経根に圧迫や刺激を与えることで痛みやしびれなどの症状を引き起こす状態を指します。
腰痛やヘルニアについての全日本医連の資料を引用しますので、詳しくは下記をご覧頂けたらと思います。
https://www.min-iren.gr.jp/?p=4119
全日本医連より引用。
腹筋でヘルニアは改善されるのか
端的に結論をお伝えしますと、腹筋運動することでヘルニアが悪化する場合が多いです。
ヘルニアがある状態で腹筋運動してもよいかどうかは、ヘルニアの種類と重症度によります。
例えば、椎間板ヘルニアがある方が負荷の大きいウェイトリフティングを行うと、症状を悪化させる可能性が高くなります。
一方、軽度の腹壁ヘルニアがある方は、専門家の適切な指導のもとで軽いコア強化運動を始めることが有益である場合があります。
腹筋運動する際に背中の筋肉が弱っていれば、そのままダイレクトに腰の負担となってしまいます。
ヘルニアの症状がある場合には、運動のリスクを考慮しまして、運動計画を開始する前に医師や専門家に相談することをおすすめします。
ヘルニアになる理由
ヘルニアになる理由は、腰の筋肉の使い過ぎであったり、姿勢が悪いことがよくある要因となります。
そのため、腹筋トレーニングを行うことで後傾姿勢が改善される場合にのみヘルニアが良くなることが考えられます。
日本人は猫背の方が多いとされていますので、腹筋トレーニングでヘルニアが改善されるケースは少ないと言えるでしょう。
無理に運動で治すよりもまずはヘルニアの原因を把握して、無理のない姿勢改善の方がお客様の負担が少なく良いと当方は考えています。
まとめ
ヘルニアがある場合、腹筋を鍛えることは脊椎をサポートし、症状の改善に役立つことがありますが、安全に行うためには適切な運動の選択と方法が重要になります。
症状が現れている場合や運動に不安がある場合は、専門家に相談し、個々の状態に合わせた適切な運動プログラムを組むことが推奨されています。
常に体の感覚に注意を払いながら、無理のない範囲で運動を行うことが大切です。
もしヘルニアでお悩みでしたら、ぜひちはや鍼灸接骨院にご来店頂けたらと思います。
ヘルニアが解消されるよう全力でサポートさせて頂きます。
以上、ヘルニアと腹筋運動についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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