ぎっくり腰とアルコールの関係性について

お酒,イメージ

こんにちは!

ちはや鍼灸接骨院の高橋です。

ぎっくり腰とアルコールに関係があるなんて、少し驚かれるかもしれません。

特に、お酒を日常的に楽しんでいる方にとっては不安を感じるテーマかもしれませんが、どうぞご安心ください。

今回は、ぎっくり腰とアルコールの関係性について、詳しくわかりやすく解説していきます。

目次

ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰は、急性の腰痛症のことで、腰部に炎症が起きている状態です。

重いものを持ち上げたり、急な動作をしたりすることで発症することが多いですが、生活習慣や体調も密接に関係しています。

ぎっくり腰が起きたときには、炎症を抑え、症状を悪化させないような生活習慣が重要です。

その中でも注意が必要なのがアルコールです。

ぎっくり腰の時にアルコールを控えるべき理由

ぎっくり腰のときに飲酒を避けた方が良い理由は、大きく分けて2つあります。

1. アルコールが栄養素を消費する

アルコールを摂取すると、体内で分解・代謝される際にビタミンB群マグネシウムなどの栄養素が消費されます。

ぎっくり腰は炎症が起きている状態なので、炎症を修復するために必要な栄養素が十分に必要です。

しかし、アルコールを摂取するとこれらの栄養素が不足し、修復の妨げとなってしまうことがあります。

2. アルコールの血行促進作用が炎症を悪化させる

アルコールには血行を促進する作用があります。

血行が良くなること自体は悪いことではありませんが、ぎっくり腰のように炎症が起きている状態では逆効果です。

血行が良くなることで炎症が広がり、痛みが悪化する可能性があります。

ぎっくり腰に良い飲み物

ぎっくり腰の回復を助けるには、適切な栄養を摂取することが大切です。

特に以下のような食品や飲み物が効果的とされています。

1. 牛乳などの乳製品

牛乳には、骨や筋肉の回復を助けるカルシウムタンパク質が豊富に含まれています。

お酒の代わりに、食事の際に牛乳を取り入れることで、ぎっくり腰のケアが期待できます。

2. バナナ、青魚、ナッツ類

  • バナナ: マグネシウムやカリウムが豊富で、筋肉の修復を助けます。
  • 青魚: オメガ3脂肪酸が炎症を抑える作用を持っています。
  • ナッツ類: ビタミンEやミネラルが豊富で、体の回復をサポートします。

ぎっくり腰とお風呂の関係

アルコールを飲んだ後、リラックスしようとお風呂に入る方も多いかもしれません。

しかし、ぎっくり腰の際にはお風呂で温めることは控えるべきです。

お風呂がよくない理由

ぎっくり腰は炎症が起きている状態なので、温めると炎症が広がり、痛みが悪化する恐れがあります。

そのため、ぎっくり腰の際はお風呂に長時間浸かるのではなく、さっとシャワーで汗を流す程度に留めるのが良いでしょう。

ぎっくり腰になりにくい生活習慣

ぎっくり腰になりやすい方は、日々の生活習慣を見直すことで予防につなげることができます。

1. 食生活の改善

  • 栄養バランスの良い食事を心がけ、体を修復する栄養素を十分に摂取する。
  • 飲酒の頻度を減らし、アルコールに頼らない生活を目指す。

2. 適度な運動

  • 腰回りの筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減。
  • 無理のない範囲でストレッチや軽い運動を行い、筋肉を柔軟に保つ。

3. 正しい姿勢

  • デスクワークや家事の際には、正しい姿勢を意識する。
  • 長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに体を動かす。

まとめ

ぎっくり腰の際にアルコールを控えるべき理由として、以下の2点が挙げられます。

  1. アルコールが栄養素を消費し、炎症の修復を妨げる。
  2. アルコールの血行促進作用が炎症を悪化させる。

また、牛乳やバナナなどの栄養価の高い飲食物を取り入れることで、ぎっくり腰の回復を助けることができます。

さらに、お風呂の代わりにシャワーを利用するなど、炎症を悪化させない生活習慣を心がけましょう。

もし、ぎっくり腰がひどい場合や繰り返し発症してお困りの場合は、ぜひ当院にご相談ください。

全力でサポートさせていただきます!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

高橋 裕介のアバター 高橋 裕介 代表,柔道整復師,鍼灸師

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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