ブシャール結節・第二関節痛の改善について

ブシャール結節,イメージ

年齢を重ねるとともに、指先の関節に痛みや変形が起こりやすくなり、悩みの種となることがあります。

放置すると、変形が進行し、細かい動作が難しくなり、日常生活にストレスを感じる原因となります。

今回は、そのような悩みのひとつであるブシャール結節について、原因や症状、改善方法を分かりやすくご説明します。

目次

ブシャール結節とは?

ブシャール結節は変形性関節症の一種で、特に指の第二関節に硬い腫れや急な痛み、赤みが生じる状態を指します。

この症状は40歳以上の女性に多く見られます。

症状の進行には一定の期間があり、次第に痛みが和らぎ、進行が止まることもあります。

しかし、多くの場合、数カ月から数年かけて他の指にも広がることがあります。

特徴的な症状

  • 初期症状: 関節の狭小化や骨端の硬化(レントゲンで確認可能)。
  • 慢性期: 骨の変形(骨棘の形成)や関節の変位、背側の皮膚が薄く光沢を持つようになる。
  • 時に、ゼラチン状の内容物を含む嚢胞ができることもあります。

ヘバーデン結節との違い

  • 第一関節に起こるヘバーデン結節に比べると、発症頻度は低い。
  • ブシャール結節は外傷による発症が多いとされています。

注意点

ブシャール結節の症状はリウマチと似ていることがあるため、自己判断は避け、専門医の診断を受けることをおすすめします。

※参考サイト

ブシャール結節の症状と治療|南川整形外科

ブシャール結節の原因

一般的には、次のような原因が挙げられます。

  1. ホルモンの変化(閉経など)
  2. 加齢による軟骨の代謝障害

しかし、当院ではこれらの要因が直接の原因であるとは考えていません。

というのも、施術を行うことで症状が改善することが多いためです。

当院が注目している主な原因は、関節の軸が不安定になることです。

なぜ関節の軸がズレるのか?

  • 指の使い方や癖が長年積み重なることで、関節の軸が次第にズレていきます。
  • 指を過度に使っていない場合でも、この問題は起こる可能性があります。
  • 自然治癒力だけでは軸のズレを完全に修復することが難しいため、湿布や薬だけでは改善が見られないことが多いのです。

変形は改善できるのか?

ブシャール結節による悩みは、大きく分けて次の2つです。

  1. 痛みの問題
  2. 変形による指の歪み

痛みの改善

施術を通じて関節軸を正しい位置に調整することで、痛みの緩和が期待できます。

変形の改善

  • 軽度の変形であれば、関節軸の調整によって指の歪みが改善されることがあります。
  • ただし、一度変形してしまった骨そのものを元通りにすることは難しい場合があります。
  • 進行が進みすぎた場合でも、歪みを軽減し、指の機能を向上させることが目指せます。

当院での施術について

ブシャール結節に対する施術では、以下の点を重視しています。

  • 関節軸の調整: 痛みの緩和と歪みの改善。
  • 個別のサポート: 患者様一人ひとりの症状や進行度に合わせた施術プラン。

施術を受けることで、症状の改善を実感いただける可能性が高まります。

ぜひ、痛みや変形に悩む前にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ブシャール結節でお困りの方は、ぜひちはや鍼灸接骨院までお気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人

高橋 裕介のアバター 高橋 裕介 代表,柔道整復師,鍼灸師

資格:柔道整復師・鍼灸師・健康運動実践指導者・福祉レクリエーションワーカー・障害者スポーツ指導員
生年月日:1981年4月1日
施術経験:20年以上
2011年9月より、神戸市の六甲道にちはや鍼灸接骨院を開業致しました。

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