ヘルニアと腹筋運動の関係性について
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
いつもホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、多くの方が疑問に感じる「ヘルニアと腹筋運動」についてわかりやすく解説していきます。
ヘルニアに関する情報をインターネットで検索すると、腹筋運動を「推奨する」という情報と「推奨しない」という情報が混在しており、混乱する方も多いのではないでしょうか。
「腹筋を鍛えることでヘルニアが改善するのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、実際のところ、ヘルニアの状態や運動の内容によっては症状が悪化する可能性もあります。
この記事では、ヘルニアと腹筋運動の関係について、基礎知識から具体的な注意点、正しいアプローチまで丁寧にお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
ヘルニアとは?
ヘルニアとは、脊椎の椎間板(ついかんばん)が変形または破裂し、近くの神経を圧迫または刺激することで、以下のような症状を引き起こす状態を指します。
- 痛み(主に腰や脚)
- しびれ
- 筋力低下
特に多いのが「腰椎椎間板ヘルニア」で、腰痛の原因としてよく知られています。
※参考サイト
特集2 なぜ起きる? 腰痛 腹筋を鍛えて予防しよう 2本足歩行から腰痛は始まった – 全日本民医連
腹筋運動でヘルニアは改善するのか?
結論
腹筋運動がヘルニアの改善に役立つ場合もありますが、多くの場合、不適切な運動が症状を悪化させるリスクが高いです。
腹筋運動が症状を悪化させる場合
- 腹筋を鍛える際に負荷が強すぎる運動(例:ウェイトトレーニング)を行うと、症状が悪化する可能性があります。
- 腹筋運動を行っても、背中の筋肉(脊柱起立筋など)が弱いままだと、腰への負担が増加し、ヘルニアの原因となる場合があります。
症状に合わせた運動が重要
軽度のヘルニアの場合や腹壁ヘルニアのような種類のヘルニアでは、適切な体幹トレーニングが役立つ場合があります。
ただし、専門家の指導のもとで行うことが必要です。
ヘルニアが起こる原因
ヘルニアの主な原因は以下の通りです。
- 筋肉の使いすぎ
腰に過剰な負担をかける動作や生活習慣(重い物を頻繁に持つ仕事など)が原因となることがあります。 - 姿勢の悪さ
日常的な猫背や反り腰といった姿勢が、脊椎に負担をかけ、ヘルニアのリスクを高めます。
ヘルニアを改善するための正しいアプローチ
無理のない運動を選ぶ
- ヘルニアの改善には、負荷の軽い体幹トレーニングが適しています。
- 具体的には、以下の運動がおすすめです:
- プランク(背骨をまっすぐ保ちながら腹筋を鍛える)
- ヒップリフト(仰向けで骨盤を持ち上げる動作)
- 必ず痛みを感じない範囲で行いましょう。
専門家に相談する
自己判断で運動を始めるのは避け、医師やトレーナーに相談しながら進めることが安全です。
姿勢の改善に取り組む
ヘルニアの原因となる姿勢の悪さを改善することで、再発を防ぐことができます。
正しい座り方や立ち方を意識し、必要に応じて専門的なリハビリを受けましょう。
※参考サイト
鼠径ヘルニアと筋トレの関係|腹筋はダメ? – 東京の鼠径ヘルニア日帰り手術専門│調布駅前そけいヘルニアクリニック【公式】
まとめ
ヘルニアの症状がある場合、腹筋運動を取り入れることが症状改善につながることもありますが、以下の点に注意することが重要です。
- 症状に応じた適切な運動を選ぶこと。
- 痛みや不安がある場合は、必ず医師や専門家に相談すること。
- 正しい姿勢を意識し、無理をせずに少しずつ体幹を鍛えること。
無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。
ヘルニアでお悩みの方は、ぜひちはや鍼灸接骨院にご相談ください。
専門的なサポートを通じて、皆様が快適な生活を送れるよう全力でサポートいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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