膝関節側副靭帯損傷・靭帯の痛みについて
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
いつもホームページを見てくださり、ありがとうございます。
膝関節側副靭帯損傷(ひざかんせつふくじんたいそんしょう)について分かりやすく解説していきますね。
膝関節側副靭帯損傷とは
膝関節側副靭帯損傷は、膝の安定性を保つために重要な役割を果たす側副靭帯(MCLまたはLCL)の損傷を指します。
このタイプの損傷は、スポーツ活動中や突然の方向転換、または膝に直接的な衝撃が加わった時に発生することが多いです。
靭帯損傷は様々な要因で発症し、サポーターやリハビリの方法も様々です。
しかし、再発が後を絶たない理由は靭帯の構造しっかり把握していないことと全身の歪みを取り除いていないことにある場合が多いと当方は考えております。
側副靭帯の働き
側副靭帯には、外側側副靭帯と内側側副靭帯があります。
膝を支持している働きは同じなのですが実は靭帯が緊張したり弛緩したりするタイミングが違います。
これは施術する上でも本当に損傷しているのかを見極める場合にも非常に大切です。
内側側副靭帯はピーンと張って緊張している状態は、膝がしっかりの伸びている状態から45°曲がったところまでと、100度以上曲がったときです。
反対に46°から99°までは靭帯は緩んでいます。
外側側副靭帯は、膝を伸ばした状態と膝が内側に捻じれるときにのみピーンと張っています。
反対に膝が曲がっている時や膝が外に捻じれる時に靭帯が緩んでいます。
このように、靭帯の働きは外側と内側で全く違います。
靭帯が緩んでいると膝を壊しそうで危ないじゃないかと思われるかもしれませんが膝関節にあるその他の靭帯や周囲の筋肉などのサポートにより安定性を保っています。
どの動きに痛みがあるか
上記したように靭帯の緊張と弛緩はタイミングがあります。
緊張しているから痛みが出やすい、弛緩しているから痛みが出ないというわけではありません。
しかし、単純に膝の内側が痛くレントゲンを取っても異常がなかったから「側副靭帯損傷」なんだと考え、ストレッチや筋トレしていても根本原因を間違っている場合は悪化する場合があります。
側副靭帯損傷にはレベルもあり、軽度の場合は手術の必要は全くありません。
手術が必要なのは、完全断裂のみです。
現在では完全断裂でも手術をせずに改善しているケースもたくさん出てきています。
しかし、軽度でも何年も痛みが取れない場合があります。
歪みを戻すと痛みは改善しやすい
膝関節の痛みは、ほとんどが膝関節単独の問題で起こっているものではありません。
膝関節は脚の中間関節とも呼ばれ、股関節や足関節との連動性を求められている関節です。
膝の靭帯が損傷するということは、コンタクトスポーツなどで膝に直接的にタックルされない限り、関節の構造的問題(歪み)の占める部分が多いです。
「変形しているから」「体重が重いから」「運動しないから」「年だから」「O脚だから」などは原因のパーセンテージが非常に低く、大した問題ではありません。
そして、この歪みを自分で改善する方法はありますがご自身で改善することは難しいです。
歪みがそれほど強くない場合は、寝てる間に寝返りを繰り返すことで改善します。
それでも痛みが取れないのは、自己治癒力ではどうにもならないことのサインです。
膝関節側副靭帯損傷や靭帯の痛みでお困りの方は、ぜひ当方へご相談ください。
以上、膝関節側副靭帯損傷・靭帯の痛みについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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