鶏眼(うおのめ)と胼胝(たこ)について
こんにちは!
ちはや鍼灸接骨院の高橋です。
日常生活の中で足裏や足指に痛みや違和感を感じていませんか?
特に歩行時に前足部に痛みが集中する方や、足裏に硬い皮膚ができてしまう方は鶏眼(うおのめ)や胼胝(たこ)が原因かもしれません。
今回は、鶏眼と胼胝の違いや原因、当院での改善方法について、わかりやすくご説明いたします。
足のトラブルを抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
鶏眼(うおのめ)と胼胝(たこ)の違い
鶏眼と胼胝はいずれも足裏に起こる有痛性皮膚疾患ですが、特徴や発生メカニズムに違いがあります。
胼胝(たこ)とは
- 特徴:
比較的広い範囲で皮膚が硬く厚くなる状態。正常な皮膚との境界が不明瞭。 - 発生箇所:
足裏、特に中足骨頭部(足の指の付け根部分)に多く見られる。 - 痛み:
圧痛は軽度であることが多いが、胼胝が大きくなると歩行時に痛みを感じる場合がある。 - 原因:
- 横アーチ(足裏の横方向のアーチ)の低下
- 足部変形や加齢による皮下組織の萎縮
- 足底への過剰な圧力や衝撃
鶏眼(うおのめ)とは
- 特徴:
真皮内に芯を持ち、中心が半透明な硬い部分を形成。痛覚神経を刺激するため、強い痛みを伴う。 - 発生箇所:
足指の先端や間、または足裏(中足骨頭底部など)。特に第4・5趾間に多い。 - 痛み:
強い圧痛を感じ、歩行や立ち仕事で症状が悪化することがある。 - 原因:
- 靴がきつい、足に合わない靴の長時間使用
- 足指に摩擦や圧迫が繰り返しかかること
- 足裏の圧力が特定部分に集中すること
疣贅(イボ)との違い
鶏眼や胼胝と疣贅は見た目が似ていることがありますが、原因と痛みの特性が異なります。
疣贅の特徴
- 原因: ウイルス感染によるもの(ヒトパピローマウイルス)。
- 発生箇所: 足底全体に見られるが、特に踵や中足骨頭底部に多い。
- 痛み: 内部に痛覚神経があるため、横方向から圧迫すると強い痛みが出る。
- 外観: 表面が角質で覆われている場合があるが、削ると中心が乳頭状で、小さな点状出血が見られる。
鶏眼や胼胝と区別がつきにくい場合は、専門的な診断が必要です。
鶏眼・胼胝の原因
鶏眼と胼胝の主な原因は、足に繰り返しかかる機械的刺激や足部の機能低下です。
主な原因
- 不適切な靴の着用
- ハイヒールや幅の狭い靴、足に合わないサイズの靴を履くことで、特定部分に圧力が集中します。
- 足部アーチの機能低下
- 扁平足や凹足により、足裏全体で体重を支えることができず、特定部分に負荷がかかります。
- スポーツや立ち仕事
- 足裏に過度の圧力がかかる動作を繰り返すことで、摩擦や圧迫が増します。
- 加齢による変化
- 足底の皮下組織が萎縮することで、衝撃を吸収しにくくなり、角質が厚くなりやすくなります。
当院のアプローチ:鶏眼・胼胝の解消方法
鶏眼や胼胝を改善するには、表面的な角質の除去だけでなく、足部の機能改善が欠かせません。
当院では、以下のアプローチで根本的な改善を目指します。
角質の除去
硬くなった角質を安全に取り除きます。
これにより、圧迫されていた神経が解放され、痛みが軽減します。
足部の機能改善
足裏にかかる負担を分散させるため、足部アーチを再構築します。
足指や足底全体の筋肉を柔軟にし、正しい体重のかけ方を促します。
靴のアドバイス
靴の選び方やインソールの使用方法についてアドバイスを行い、日常的な負担を軽減します。
全身の調整
足の問題は、膝や骨盤、体全体のバランスにも影響します。
全身のバランスを整えることで、再発防止を目指します。
鶏眼・胼胝のお悩みは当院へ
鶏眼や胼胝は適切なケアを行うことで改善が期待できます。
また、再発防止には、日常生活の中での工夫が大切です。
当院では、丁寧なヒアリングを行い、一人ひとりの症状に合わせた施術を提供します。
「足の痛みから解放されたい」「もう鶏眼や胼胝に悩みたくない」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の快適な歩行と健康を全力でサポートいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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